◆マイブーム3

砂「皇帝ペンギン1号!」

遊「こらー! 家の中でボール蹴るなー!!」

十「今度はサッカーか」

遊「何でも良いけど、室内でボール蹴らせるのはダメでしょ。十代からも何とか言ってよ」

十代「……砂夜子!」

砂「む?」

十「やめろ!…それは、それは禁断の技だー!!」

遊「悪ノリすんなー!!!」

このあとたっぷり叱られました。

◆カフェmarbleへようこそ!
落ち着いた雰囲気のカフェレストラン。
オムライスとハンバーグとコーヒーが美味い。従業員はシンプルな白シャツに黒のソムリエエプロンという制服着用。個人経営店特有の暖かさが売りの一つ。

遊「いらっしゃいませ! 何名様でお越しで…」

ヨ「こら砂夜子! お前また仕事サボって厨房物色してやがるな!」

遊「……3名様ですね! あちらの席へどうぞー」

客を席に誘導し、ヨハンたちの所へ向かう遊菜。

「ちょっと! ホールまで丸聞こえだよ! 何やってんのッ」

ヨ「砂夜子がまーた仕事カイザー達に押し付けてキッチンでつまみ食いしてたんだよ」

砂「してない。つまみ食いなんて断じてしてない」

十「ジムー、今日のハンバーグのソースなにー?」

ジ「ああ、今日は……」

砂「今日のはデミグラスだぞ」

遊「つまみ食いしたのね……」

十→ホール
遊→ホール
ヨ→キッチン
ジ→キッチン
砂→経理(その他事務)

他にも沢山の人が働いています。


◆カフェmarbleへようこそ2

十「6番テーブルに入ったお客、あの人卵ダメだからサラダの卵抜いてくれ」

ヨ「了解」

ジ「OK!」

(オーダー時に客の好みも伝えます)

遊「いらっしゃいませ! この間もお越し頂きましたよね、いつもありがとうございます!」

若い男性客ににこやかに接客する遊菜。

「いつもの席で。あ、今度休みあったら一緒に……」

十「いらっしゃませ! お客様、従業員へのナンパはご遠慮ください」

――――

砂「あの客……いつも金を落としていくから歓迎していたが、そういうことだったのか……! 後で冷水を引っ掛けてやる」

ヨ「止めろ。ていうか仕事してくれ頼むから」

(キッチンの奥からホールを覗く砂夜子とヨハン)

ブルーノ「遊星、今季の限定デザートなんだけど」

遊星「それなら昨晩のうちにレシピを用意しておいた」

(ヨハン達の隣でデザートの相談をする遊星とブルーノ)

――ガチャッ(奥のドアが開き、事務室から遊戯が顔を出す)

遊戯「砂夜子ちゃんいるー?」

ヨ「遊戯さん」

砂「……いませーん(裏声)」

遊戯「いるね、よし。砂夜子ちゃん、そろそろ仕事戻って! 丸藤くん達が困ってる」

砂「遊星、デザート一口くれ」

遊戯「……仕事しない砂夜子ちゃんを遊菜ちゃんはどう思うかなー」

砂「ぐ……。戻る、戻るから遊菜には何も言わないでくれ」

(遊戯さんには逆らえない)

遊星→キッチン
ブルーノ→キッチン
遊戯→オーナー

◆サッカーやろうぜ!

チームmarbleは苦戦を強いられた!
相手チームUGの守りは固く、どうしても相手のゴールを割る事ができない!
ツートップ十代と遊菜は一体どうする!?

遊「こうなったら、あれしかないよ!」

十「あれって……“ほのおのかざみどり”か!? でも俺やったことないんだけど……」

(ほのおのかざみどり→二人で打つシュート技)

万「いいからさっさとやれ! もう時間がないぞ!」

十「だ、だけど……」

ジャ「ええい! さっさとせんか男だろ!」

十「ぐうう……」

砂「やれよダーリン!!!」(涙目くわ!!)

十「砂夜子おまッ」

砂夜子(UG)に“やれよダーリン”って言わせたかった。

UG→UvaroviteGarnet

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