◆ホグワーツ魔法魔術学校

十代→グリフィンドール(シンボルカラー:真紅と黄金/勇猛果敢な者が集う寮)
遊菜→グリフィンドール
砂夜子→スリザリン(シンボルカラー:緑と銀/狡猾な者が集う寮)
ジム→ハッフルパフ(シンボルカラー:カナリア・イエローと黒/概要:心優しく勤勉でまっすぐな者が集う寮)
ヨハン→レイブンクロー(シンボルカラー:青と銅/機知と叡智に優れた者が集う寮)

ヨ「砂夜子と遊菜が違う寮に入れられるなんて意外だな」

砂「しかたない。あのオンボロ帽子が決めたのだから」

ジ「せめて俺がSlytherinに入れれば……!」

十「絶対無理だって」

遊「私と十代は一緒かー。それにしても砂夜子ちゃんがまさかのスリザリン……」

砂「まあいい、授業で会える。安心しろ、遊菜に害を成す生徒は、私が暴れ柳の下に放り込んでやる。それでも懲りなければ夜の森へ誘ってやる」

遊「あ、ありがと……(何となくスリザリンに行った理由がわかる)」


 ◆遠い

砂「遠い星や月はこうして見えるのに、どうしてすぐ近くにいるはずの友達姿は見えないんだろうな」

十「……そりゃあ、色んな遮蔽物があるからな。ていうかどうしたんだよ」

砂「……なんとなく」

十「そうか」

砂「……遅いな、遊菜」

十「……そうだな」

用事を済ませている遊菜ちゃんを校舎前で待つ砂夜子と十代。すっかり夜です。


◆人をダメにするソファ


十「待て、流石に三人はきついって!」

砂「……大丈夫、たぶん」

遊「十代、もうちょっと浅く寄りかかってよ」

一個のソファを背中合わせに三人で。


◆バトルしようぜ!

砂「行こう、ブラッキー」

遊「キュウコン、いくよ!」

十「行け! ルカリオ!」

ジ「Go! フライゴン!」

ヨ「飛べ、チルタリス!」

何となくイメージ。ガチじゃない方向で。


◆ラーメン

砂「……これ、いらない」
メンマを箸でつまんでジムの丼に移す砂夜子。

遊「砂夜子ちゃん、好き嫌いしない!」

砂「だって……」

ジ「いいんだ遊菜。砂夜子、俺はこの煮玉子があまり得意じゃないんだ。よかったらメンマと交換ってことでもらってくれないかい?」

砂「食べる!」

遊「まったく……」

十「それでいいのか……あ、ヨハンお前チャーシュー嫌いなの? 残ってるけど。俺がもらってやるよ」

ヨ「食べやすいように避けておいただけだよ! ってこらこらこら、勝手に持っていくな」

シェアしましょう。


◆方向音痴

十「あっち?」

遊「こっち」

砂「そっちだ」

ヨ「そっちってどっち」

ジ「どっちってこっちだろう」

十「だからこっちってどっち」

ループ。



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