エドと話している遊菜
「それがさー」
「ええ?そうなの?」
それを見つける砂夜子ちゃん。二人の下に来て。
「誰だお前は。遊菜のなんだ。近寄るな。話し掛けるな。遊菜には十代しかいない。反論も異論も認めない」
「(またややこしいのがふえたな)」
「砂夜子ちゃん……」
グルルルガルルル! な砂夜子ちゃん
* * *
砂夜子ちゃんに満足さんを紹介。
「京介、友達の砂夜子ちゃん」
「おう。お前が噂の宇宙人だな」
「噂……?」
「遊菜からは耳にたこが出来るほど聞かされた」
「ちょ、京介!」
「本当か?遊菜」
「うん……。本当……」
「それほど気にかけてるってことだよな」
「バ、バカ!言わないでよ!」
「遊菜、ありがとう」
満足そうな京介を指差しながら。
「ところで誰だ?」
「あ、隣の地区の高校に通ってる鬼柳京介」
「いつも遊菜が世話になってるぜ。よろしくな!」
「………遊菜は貴様のではない……」
「へ?」
「えーと、砂夜子?」
きっ!と睨み付け、遊菜に抱き着く。
「遊菜はやらんぞ!」
「え!?」
「お前は遊菜の親父かよ」
満足さんは安定の余裕。
* * *
砂夜子ちゃんと十代が会話。
「遊菜の誕生日はいつなんだ?」
「15日」
「え?」
「8月15日」
「………もうすぐではないか…」
「おう」
「プレゼント……どうするべきか……」
悩む砂夜子ちゃん可愛い。