俺は白石が好きだ。
もう、何度白石を夜な夜な汚しただろう。
一昨日は部室で昨日は教室で。白石は気持ち良さそうに啼いた。
千歳、千歳って一杯名前読んでくれて、好き、めっちゃ好きって泣き付いてきた。
だから、俺も白石、白石って呼んだ。そしたら嬉しそうに抱き締めてくれた。好いとうって言ったらキスしてくれた。
白石の中は気持ち良くて遅漏な俺でもすぐイきそうになる。千歳のおっきいちんこ好き、なんて厭らしい言葉を言う白石も可愛くて、がつんがつん突いてやればあんあん啼いた。
そんで二人でイった。


まぁ、これは全部俺のオナニーの話だけれど。
白石に知られたらきっと引かれて嫌われるだろうな。気持ち悪いって言われるんだろうな、きっと。
だけど、俺をこうさせたのは紛れもなく白石のせいであって俺は悪くない。
白石が綺麗だからいけない。
白石が可愛いからいけない。
全部、白石が悪い。



「っ…白石」
(あ、あ、千歳っ…イく)
「お…れも、」
(ち、せ…なか、中に頂戴っ)
「何が欲しいと?」
(も…意地悪)
「言わんと分からんばい…ほら、教えて?」
(ち…千歳の、せーえきっ…ぎょーさん頂戴)
「よかよ…あげる、っ!!」
(あ、ああ!!)
「んっ!!ぁあ……はぁ、はぁ」
(あっ…あああ…あん)
「美味しかった?」
(んぅ…美味しかったで、おおきに)
「良かった……」



今日は俺ん家で犯した。白石が千歳ん家泊まりたい、って誘ってきて、ご飯食べてお風呂入って俺が押し倒したら白石からキスしてきて抱いた。
ティシュの上に吐き出された自分の精液は透明な色をしていた。





そんなある日の事だった。
部活も終って白石に帰ろって誘ったら「ごめんな、部誌書かなあかんからまた今度な」って断られてしまった。
まぁ、しょうがないって一人とぼとぼ歩いていたら、ふとジャージをロッカーに忘れてきた事を思い出した。別に持って帰らなければならないモノではない。しかし、流石に洗わなさ過ぎてそろそろ匂ってきそうだったから走って学校へ逆戻りした。少し淡い期待もしていた。白石と一緒に帰れるかもしれない、と。








神様は意地悪だ、そう思った。


「あっ…あん」


白石が乱れている。


「あふ…あっ、ああん」


俺以外の男によって。


「気持ちええんか?ここ?」
「やぁっ!!だめっ!!そこあかん」
「嘘つくなや、中きゅうきゅう締まっとるで?ほら、気持ちええですって言えや」
「んぅ…気持ち…ええです」
「よお言えました。ご褒美にぎょーさん気持ちよおしたるからな」
「あん…おさむちゃん、はよ…はよきて」


何が起こっているんだ。頭がフリーズして動かない。白石が乱れている。監督の腕の中で。どういう事?
ショックと混乱で頭も心もぐちゃぐちゃ。何かもう意味分かんない。だけど、体は好きな人の厭らしい姿見て反応している。心臓ばくばくいってて、下半身に激しい疼きがうまれてきた。
頭の中で想像(否、妄想)していた以上に白石は厭らしく啼いた。気持ちええって腰振ってる。それに合わせて監督もちんこ抜き差ししてる。
ああ、やばい
勃起した。
目は白石から離せられなかった。だって、あんな厭らしい白石初めて見たから。
だけど、体中の熱が一気に下半身に集まってきて、俺の右手は勝手に自分のちんこを扱き始めた。がっちがちになったちんこを扱けばすぐカウパーが溢れる。俺、早漏ばい、って頭の片隅で考えながら右手で激しく扱き白石をじっと見つめた。


「おさむ、ちゃ…あん」
「しらいし、しらいしっ」


二人の切羽詰まった表情は自棄にリアルなAVみたい。
皆、AVじゃ抜けないって言うけれど、白石みたいな綺麗な奴がAV女優だったら何回でも抜けると思う。事実、俺は今それを経験しようとしている。


「イく、イっちゃ…おさむちゃんっ!!」
「ええよ、イきぃ」
「んあああっ…あっ、ああん!!」
「しらいしっ…ぅあ!」


白石のイく時の顔は驚くくらい艶美なものだった。厭らしいなんの、たまったもんじゃない。俺はそれを見て射精した。


「おさむちゃん…」
「はいはい…ん」
「んぅ……ふぅ」


ああ、ああ。口の端からそんなに唾液を垂らしてキスして。また、勃起してしまうじゃないか。



「おさむちゃん、好きや」
「俺もやで。なぁ、もっかいしよ?」
「しゃーないな、いっぺんだけやで」
「おーきに」



好き、ね。
今の言葉で俺のちんこ一気に萎えてしまったけど、白石がまた甲高い声で啼き出したら俺のちんこは元気になった。素直な奴ばい。



汚れっちまった悲しみに


return|home


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -