□無題


体を重ねた。
好きだ、と何度も言った。
それに答えるように彼も額や頬、顔中にちゅ、ちゅ、とキスの雨を降らせてくれた。

甘い余韻に浸りながら、いとしい彼を視界に入れる。

「連勝…」
「ん…?」

瞼を上げないまま、眠そうな返事が返ってくる。
汗で額にひっついた髪を掻きあげてやると口の端を緩やかに上げた。

「気持ち、良かった?」
「…すんごい良かった」
「本当にぃ?」
「本当に…」

髪を掻きあげた手を掴まれ、そのまま抱き寄せられる。
汗でしっとりと濡れた肌と肌とが触れ合うのが何だか恥ずかしいと思った。

「疲れたでしょ?寝なさい」

頭をぽんぽんと撫でられ額に口付けられる。

「…うん」

薄い筋肉質な胸板に顔を埋め頬擦りをする。
離れないようにしっかり手を握って睡魔の波に身を委ねた。
おやすみ、連勝
あいしてる







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親愛なるえびさまに捧げます
いちゃいちゃな連残になってるかいなや…
えびさま、素敵な連残絵をありがとうございました!
これからもぜひ連残について語らせて下さい´///`


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