89


何より、美味しいと伝えられる相手の居る事が、嬉しかった。

人と向かい合って手作りの料理を食べるだなんて、実家に居る時以外になかったから。

「こちらこそ!

胸のすく様な食べっぷりで嬉しかったよ!

お粗末様でした!」


裏表のない笑顔全開。

- 89 -


[*前] | [次#]
ページ:




「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -