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▼ 純潔と卒業

※以下、R18の小説となります。
高校生以下の方、性表現のある文章が苦手な方は閲覧をお控え下さい。
※挿入はしていませんがやることはやってる感じです。








良く晴れた卒業式の日のことだった。

3年生のわたしは、今日を持ってこの陽泉高校を卒業して敦と共に東京の同じ大学に進学することが決まっていた。

式では涙をこらえたがバスケ部の後輩や同級生に囲まれたときには遂に涙腺が崩壊し、困ったように笑う敦に背中をさすられながら子どものように泣きじゃくった。

男子バスケットボール部のマネージャーとして過ごした3年間、敦の彼女として過ごした2年間。それがわたしの高校生活の全てだったのだ。


「なまえ」
「あつし、」
「だいじょうぶー?目、まだ赤いけど。」
「もう大丈夫だよ、」


段ボールだらけの敦の部屋。
いつものように部屋中に洋服が散乱しているわけでもない、お菓子の宝探しもできないほどすっかり片付いてしまったその部屋は、わたしの悲しみをより強くする。

こうして敦の寮の部屋へ周りの人の目を掻い潜ってやって来ることももう出来ないのだなぁと思うと、また涙が込み上げて来そうになるが敦とはこれからも一緒なのだ。だから大丈夫。


「なまえがあんなに泣くなんてビビったしー。試合に負けたときだって全然泣かなかったのにね。」
「わたしが泣いたらだめかなって思ってたんだよ、試合のときは。」


変なこだわりあるよね、敦はそう言ってわたしに口付けた。わたしたちが付き合ってから初めてキスをしたのは割りと早かった。なにしろ彼は甘えん坊だったから。
彼のキスがだんだんと深いものになっていくとわたしはもう何も考えられなくなる。ぼう、とした頭で敦を存分に感じて、ただ、こちらからも必死に舌を絡め合わせて努力した。

普段ならばここで唇が離されて、間抜け面をしているであろうわたしの頭を彼がその大きな手で撫でて、撫でて、荒い息の収まるまで抱きしめてくれるのだが今日は何だか様子が違う。
中々終わらぬ深いキスにわたしが敦の服をきゅっと掴むとそれを合図にするかのように彼がわたしの体のラインをなぞり、撫で始めた。わたしは腰なんかのくすぐりにはめっぽう弱く、そんなふうに手を這わせられるだけでくすぐったくて身を捩らせていたのだが、今日の彼はどうやらそれだけでも終わらぬ様子だ。


「ん、ん、っ、あ、つし?」
「っ、なまえ、」
「っひゃ、」


ようやく唇が離されて、激しい呼吸がお互いにかかるほどの距離で見つめ合った。しかし、ふと敦はわたしの耳をかぷりと甘く噛んでそのまま舌を這わせる。

それは腰までぞわぞわして、とてもじゃないが冗談では済ませられない声が上がってしまいそうなほどの刺激だった。敦にそんなつもりはないのに、きっといつものように甘えているだけなのに。わたしは唇をきつく噛みしめる。


「っ、ん、ん・・・あつし・・・?」
「なまえ、・・・シたい、」


ねぇ、ダメ?
敦は何を、とは言わなかった。ただ、シたい、と。
こんな状況でのシたい、の意味が分からぬほどわたしは箱入りで育てられたわけではなかったが、その行為の経験があるわけでもない。
わたしはどうするべきかも分からずしばらく視線をあちらこちらへ泳がせていたが、ふと合ったギラギラとわたしを求める彼の瞳に従うかのように小さくこくりと頷いた。
わたしも。多分、聞こえていないだろう小さな声でわたしはそう言った。

だって、わたしは彼のことが大好きで、彼もわたしが大好きで。断る理由なんか一つだってないのだ。

何度も座ったことはあったが、横になったことはなかったベッドに優しく押し倒されて彼の匂いに包まれる。心臓が飛び出しそうなほど早鐘を打ち鳴らしている、それでも何故か怖くはなかった。多分、敦だから。

彼が制服を脱いで、上半身だけを晒した。部室で、体育館で、様々な場所で見慣れていたはずのその筋骨隆々とした身体は今となってはもう直視が出来ない。
つられてわたしも制服を脱ごうと自分で手をかけようとしたところで彼にそれを制される。


「・・・俺に脱がさせて」
「えっ、う、うん・・・」


いつものような間延びしたトーンではなく、低く、かすれた声で言われてわたしは思わず頷いた。ドキドキして、きゅんとする。かっこいい、敦。
制服のりぼんを片手で解かれて、セーターのボタンも、Yシャツのボタンを丁寧に一つ一つ外されて。するりと全てが脱がされて下着だけにされたときには既に敦の頬には朱が刺していた。


「あんまり、見ないで」
「無理言うなし」
「・・・恥ずかしい」
「俺しか見てねーから」
「そ、それが恥ずかしいの」
「ね、ブラ外すよ?」
「・・・もう」


きゅ、と抱き込まれてわたしが背中を少し浮かせるとホックの外れた音がしてブラジャーが取り外される。急に恥ずかしさが増して胸を必死に隠していると首筋や鎖骨、デコルテ部分に唇が落とされて、舌で舐められて、わたしは身悶えた。


「ちょっとー、隠さないでよ」
「や、そ、それは・・・」
「ムリ?」
「う、ん・・・」
「キレーだよ、なまえのおっぱい見せて?」


いつもの、お菓子をねだるみたいに甘えた声で言われてわたしは渋々胸を隠していた手を解いた。手を離してぷるん、と胸が揺れたのに敦が生唾を飲み込んだのが分かった。敦は息が荒くなっていてこれはわたしを見て、こうなったんだと、そう思う程にわたしも興奮していくのがわかる。


「すっげー綺麗」
「やだ、・・・ばか」
「かわいーし」
「や、やだってば・・・!」
「・・・触るよ」
「ん、っ」


敦は壊れ物にでも触れるかのようにわたしの胸へ手を伸ばした。感触を楽しむように柔く揉みしだいてから、親指で勃ちきった乳首をこねられてわたしは声が出るのを抑えられない。


「あ、ん、んん、敦、っ」
「なまえ・・・っ」
「は、ぁん、や、やぁ・・・っ」
「・・・やだ?」
「ん、や、やじゃ、ない・・・」
「かわいーよ」
「っひ、ぁ・・・あつ、し、」
「なまえ」


敦はわたしの唇に軽く口付けた後、その唇は胸へと向かった。膨らみを食むように一通り甘く噛まれた後に胸の中心部へ舌を這わせる。
熱くてざらざらした舌が、敦の大好きなアイスでも、飴でも舐めるかのようにわたしの乳首を撫ぜている。


「あっ、あ!んん、ん・・・!」
「っふ、なまえのおっぱい、甘くて、おいしい、」
「ば、ばか、あっ、」
「なまえ、気持ちいい?」
「えっ、ぁ、っぅん、きもち、いい、」


よかった、と言って敦は再び胸への愛撫を再開させた。一気に色々な刺激を受けて頭がこんがらがるほど気持ちが良かったりわけがわからなかったが、ただ、敦への愛情が溢れて止まらない。
胸に吸い付きながら敦は再びわたしの体のラインを撫ぜ始める。先程の洋服の上からとは違う、素肌と素肌とが触れ合う温かみといやらしさに今度こそわたしは顔を真っ赤に染めた。
恥ずかしいけど、嬉しい。そんな心情を察したのか敦は空いている方の手でわたしの手をきゅっと握ってくれた。

そんな折、敦のもう片方の手は未だ履いていたスカートにかかる。その動きにわたしの体が、急に硬直する。しかし敦はそんなのお構い無しとでも言いたいのか、スカートの中へ手を入れ、内股を撫でつけ始めた。


「や、だ、敦っ、んん、」
「怖い?」
「ち、ちょっと、こわい」
「大丈夫、ね?」
「う、うん・・・」


繋いだ手に込められた力が大丈夫だからと告げているようだった。
ぺたぺた撫でるだけだった手の動きが次第に興奮を煽るような刺激へと変化していき、わたしが体を捩らせたところで敦は遂にわたしの下着へと手を伸ばした。
今まで誰にも触れさせはしなかった、その場所。


「っ、」
「・・・よかった、ちゃんと濡れてた」
「い、い、言わなくて、いいから!!そういうの!!バカっ!」
「カワイ〜、ほら、パンツ越しでも分かるくらいびしょ濡れだよ」
「やだ、やだ、敦のバカ!っぁん、ん・・・」
「パンツ、脱がすね」
「えっ、・・・う、ん」


パンツを抜き取ろうとする敦の動きに合わせてわたしも少しだけ腰を浮かせる。なんとなく、やってしまったことだけれど遂に後戻りが出来なくなってしまったように感じた。
わたしから発せられる恐怖をわずかにでも感じたのか、敦は困ったように笑ってすぐに下には触れずに再び全身にくまなく唇を落とし始める。素肌を舐めたり、吸ったり、啄ばむようにしたり、敦だってそんな余裕はないはずなのに必死にわたしを愛してくれた。

そんな中ふいに触れられた下肢は、自分でも驚くくらいに熱を持っていた。


「っひ!っ、あっん!」
「うわなまえ、すごいよ、ここ」
「んん、や、っあ!」
「濡れやすいんだね〜」
「やぁ、し、しらない、っ」


くちゅん、ぐちゃ、くちゅ

聞いたこともない、聞きたくない、卑猥でいやらしい音が絶えず自分の身体から立ち続けている。しかも敦がそんな場所を凝視しているだなんて。
しかし顔から火が出そうなほど羞恥に煽られる理由はそれだけじゃない、ただ、単純にありえないくらい気持ちよくなってしまっている自分が恥ずかしくてはしたなくてたまらないのだ。

溢れ出る蜜をすくい取られてはその上の突起をくにくにと擦られたり、こねられたり、彼の太い指先が繊細に動くほど、わたしの腰も動いてたまらなかった。


「あっ、あっ、ん!や、やぁ、あつし、っん、!」
「きもちいー?って、聞くまでもないかな?」
「あつ、し、きもちいっ、ん、あぁん」
「指、入れるからね。力抜いて」


そんな、力を抜いてと言われても限度があった。なにしろ本当に未知の世界。再びかちこちに身体を固めたわたしに敦は苦笑した。

初めての子に、意地悪なんかしねーって。
そう言ってずぷ、とゆっくり突き立てられたその指が段々と奥へ奥へと飲み込まれて行くが、正直異物感と少々の痛みがある程度だ。
浅い呼吸を繰り返すわたしの頭を軽く撫でて敦は指を進める。


「やっぱ狭いねー」
「あ、あつ、し、へん、これ・・・」
「うん、ごめん。でもなまえがこっちでも気持ちよくなれるよーに頑張るからね、俺」
「う、うん」
「指、動かすね」


くちゅ、くちゅん、
再びあのいやらしい音が聞こえ始めたけれど、わたしはきつく目を閉じたまま異様な異物感に耐えていた。
時折思いがけぬところで敦の指が中で曲がり、中の上の壁をこりこりと擦り上げるときには思わず腰が浮いた。痛くはないけれど、気持ちいいかと聞かれても素直に首は縦に振れないだろう、そんな刺激。
しかし抜き差しを繰り返す敦のあの大好きな、太くて長い指を中でありありと感じられるのは良いなぁと思った。


「大丈夫?」
「ん、うん、へん、だけど」
「指増やすね〜」
「っ、い、ったい!!」


敦の指が二本に増やされた途端だ。
千切れるような、引き裂かれるような痛みがわたしを襲う。ぎちぎちと効果音でも聞こえてきそうなほどの敦の指の太さにわたしは生理的な涙すら零れた。
浅い呼吸を繰り返すわたしに敦は少し焦ったような様子を見せたが、どういうわけだかそのままわたしの秘部へ顔を寄せた。

敦が先ほどまで愛撫していた突起に舌を這わせ始めてわたしは思わず腰が浮く。
中の痛みはさっきより気にならなくはなったけど、なったけれど。


「あっ、ね、や、恥ずかしいって、ぁんっ!」
「んー?」
「んぁ、ひ、ぁン、やだぁっ」
「なーに?ほんとにやだー?」


ーー敦はわたしが本当に嫌がることなんか、してこないくせに。
どこでわたしのそのぎりぎりのラインを調べてくるのだか、わたしが本当にしないで欲しいことは絶対にしないのだ。それが自由奔放で周りを悩ませていた紫原敦と付き合ってから、1番驚いたことでもある。そのおかげでこう長いこと付き合っていても一度も彼と揉めたことはないのだから、更に驚きだ。

今だってわたしが心から嫌だと言っているわけがないと、気付いているくせに。

しかしふと、目に入ったのだ。わざと音を立ててわたしの秘部を舐め続ける敦の股間が彼の制服を痛いくらい押し上げて主張していたのが。


「あつし、ねぇ、っん」
「なに?」
「あつしの、舐めよっか?」
「はぁ?」
「敦の、つらそう。」


わたしがそこを指差すと彼の手と、舌の動きが止まる。
ようやく快楽から解放された体は息が上がっているけれど先ほどのような自分を忘れてしまうかのような不思議な感覚からは抜け出せた。


「・・・・・・・・・・・・いや、だいじょうぶ」
「うそだぁ、大丈夫じゃないでしょ?」
「・・・・・・・・・や、でもいいから」
「なんで?」
「んー・・・なんか、罪悪感がやばい」
「え、ええ?」


なんだか変な持論があるようだがだからと言って、彼のあれはどうやって収めるのだ。
さすがに指二本で酷く痛がっているわたしの中に彼がいきり立つ(おそらく)モンスター級に大きいそれを無理矢理押し込んでくることは多分ありえないだろう。


「だからって、その、出さないとつらい・・・よね?」
「ん、だからこーさせてね」
「え、えっ!?」


はしたなくも大きく開けていたわたしの両足を膝のあたりでその大きい手を駆使してまとめ上げた敦はベルトをカチャカチャと外し、ようやく主張していたそれを出してあげたようだった。
ようだった、というのはこちらからでは足が邪魔をしてそのものが見えないのだ。だから本当に出したかはわからない。

なんというかわたしの恥ずかしいところは余すところなく見ておいて、敦はそうやって徹底して隠すのか。わたしは不満で彼をじとりと見つめた。


「しょーがねーじゃん、こんなんキレーなもんじゃねーし。」
「わたしのだって、そうなのに!」
「なまえのは、キレーだよ」
「ばか」
「ここ、借りんね」
「え?」
「大丈夫、なまえも気持ちいいからさ」


そう言って太ももの付け根の辺りに押し付けられたそれは体が震えるほど熱すぎる熱を持っていた。

わたしからすれば何が起こるか分からないのだ、不安で仕方なかったが、敦はいつでもそういうのはどういう方法を使っているのだろうか。何故かわたしの気持ちを全て汲み取ってくれる。

熱を太ももに押し付けたまま、わたしに優しすぎるキスを落とした。

そのまま敦は太ももの付け根にわずかに出来た隙間にそれを押し込んだ。


「ぁっ!!」
「は、俺の擦れて、きもちーっしょ」
「ひぁ、っ、あ、ぅん、きもちぃ」


多分俗には素股と呼ばれるそれは、興奮しすぎたわたしたちには十分すぎる刺激だった。
彼が腰を振る度に見えたり、隠れたりする太くて長いものがわたしの陰部を擦りあげてはいやらしい音を放ち続けている。


「んっ、ね、あつし、あつしは、?ぁん、」
「ん?」
「あつしも、きもち、いい、?」
「っ、きもちくねー、わけ、ねーじゃんっ」


その一言で、敦の余裕のない上気しきった表情だけで、わたしは幸せに満たされた。

わたしから上がっているとは思えない艶かしい声と、下唇を噛んで快感に耐える敦から漏れ出す荒い吐息、どちらのものとも知れぬ体液が混ざり合う水音だけがこの空間を支配している。


ーーここはいつも一緒にバスケの作戦を考えた、課題をして、試験勉強をした、先輩友人が集まって馬鹿みたいに笑って騒いだ、いつもの、敦の部屋なのに。

背徳感と共にわたしの中に湧き上がるのは、異様な興奮以外の何物でもなかった。


「あっ!あっ、あ、だめ、わたし、もう、っぁん!」
「は、はぁ、なまえ、イく?」
「ん!ん、ごめ、イっちゃ、う」
「おれも、も、っ、出そ、」
「あ、っ!だめだめ、イっちゃっ!ああ、んっ!!ーーっ!!」


わたしの体が大きく何度か震えて絶頂を告げたが、彼の腰はまだ止まらない。

なまえ、なまえ、とわたしの名前をうわ言のように呼びながら額に汗を浮かべる敦は、バスケで本気を出した時の表情に似ていた。それに気付いてしまったらわたしにもう抗う術などない。ぞくぞくと沸き立つ異常なまでの快感に襲われる。


「あつし、っ!すき、好き、」
「っ!!なまえ、好きだよ、っ、」
「ぁ!ん、だめ!また、っイくぅ!」
「出る、やば、っ、お腹、に、出していい、?」
「ん、うんっ、っぁん!」


わたしが再び絶頂に達するとほぼ同時に敦の体も大きく波打ち、わたしの胸辺りまでに派手に白濁が吐き出された。

全速力で走った後のような二人の息遣いだけが耳を刺激するこの気だるげな空間で、やがて敦がハッとしたように体をビクつかせた。

何事かと思っていると涙目になっているようにも見える敦がベッドサイドの小さなナイトテーブルからポケットティッシュを勢いよく強奪して、乱雑な手付きで数枚取り出したかと思うとわたしのお腹やら胸元に飛び散った所謂精液を丁寧に拭き取り始める。
ごめん、ごめん、と平謝りを繰り返しながらティッシュの山を増やして行くその大きな子どもの姿にわたしは微笑ましくて堪らずに吹き出してしまった。


「ごめん、こんなとこに出すなんて、するつもりなかったんだけど」
「全然いいのに。敦のなんだから、大丈夫だよ?」
「俺がやだ。キレーななまえにはこういう汚ねーのはほんと似合わないから」
「・・・なんかわたしのこと買い被ってない?」
「ない」
「わたしは、敦のせーえきなら「そこ精液とか言わない!!!」」
「・・・はぁい」


わたしの彼氏様は案外とわたしに夢を見ているらしい。

そんな彼氏様に気の済むまでわたしの体を拭いていただいた後、狭いベッドに二人で横になった。彼氏面がしたいのだと駄々をこねる敦に今日だけ腕枕してもらうのを許して(スポーツ選手の神経には決して良くないと聞いたことがある)、頭を撫でて貰いながら密かに憧れていたピロートークというやつをした。

ーーわたしの処女も、いつか必ず貰ってね。
そう呟いたわたしに敦は耳まで真っ赤になっていたけれど、そんな当たり前のこと言わないでくれる、とムキになって反論していた。


いつ眠りに就いたのかはよく覚えていないけれど、とにかく幸せだったことだけは明確なのだ。



純潔と卒業

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