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 窮地に立たされるなんてよく言ったものだが私はその窮地に立たされた。ちなみに現在進行形である。


「おうおうおう。どうしたもんかねこりゃ。」


私は今どこかよく分からない場所に立っている。棒立ちである。
マジで何処ここ。どこここ。DO☆KO☆KO☆KO!

目の前に呆然としたような顔が幾つもあったがその人たちのことも私はもちろん知らん。知らんよ。見たことないよ。

それと今私は、私自身、ってか今時の現代っ子は中々着ないであろう服を着ているんだが。和服とかいつぶりだよ。七五三か?ん?
それになんかうっすいキラキラ光ったストール?みたいなのも腕とかにふわふわまとわりつかせている。
いやぁ私そこまでお洒落じゃないっていうか、こんなたっかそうな着物もってないし、そもそも着方分からないし、いつ着たの、いやだ私夢遊病?ハイジ?あと私の持っているストールはこんなに美しく輝いたものじゃないはずです。本当に有難う御座いました。


じゃなくて本当に何処ここ。どこここ。DO☆KO☆K「って、天女様だああああ!!!!」えっ。どこに?







目の前の小さくて丸い眼鏡を掛けた男の子が大声を上げた。・・・此方に指を指して。

・・・What?

え、こっち?こっちっスか僕。ねぇ。



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