天女さま1
空から降ってきた天女さまとその天女さまに私の死亡フラグを回避するため手伝って!といわれるヒロイン(天女さまいわく傍観者)のよく分からない勘違いまくりな話。
別に天女さまは逆ハー狙いではない。 忍たまは好きだけど天女フラグで酷い結末迎えるくらいなら現代で普通の学生生活おくります。だから平成に帰らせてー!な普通の女の子。ちょっと忍たまの世界いいなあ、とか思ったら来ちゃった。勘弁してください、てか天女になりたいとかそこまで思わないし!
ヒロインは普通の人。学園のお手伝いさん。天女さまは確かにモテてるけどそこはほら、可愛いし。って思ってる。
天女補正は学園の人たちが天女さまがちょっぴり気になる程度。 でもこのままでは後先危ない!と思った天女さまは原作にはいないはずのお手伝いさんを傍観者だと決め付けて、とりあえずこの子を味方に付けて逆ハー目的じゃないと信じてくれたらまだ安心だ!と頑張る。ヒロイン意味が全く分からない。
「違うの!私天女なんかじゃないのよ!」
「へ、え?姫乃ちゃんが?え?」
「ねえ、あなた傍観者的役目でしょ?手伝って欲しいの!」
「え、あ、ああ、うん傍観者ね傍観者……え?傍観者?え?」
お友達になっても色々なフラグに対応できるよう最善を尽くそうとする天女さま。なんだかんだ仲良くなったので一緒にいるヒロイン。
「いやまて、いまここで名前ちゃんを味方につけていたとしても、今度は私が名前ちゃんをたぶらかしたとか言われて…っは、これは危ない!」
「あ、あの、私そこまで皆さんと仲が良いわけでは…」
「何言ってるの!そう言う子が一番皆から愛されている可能性があるんだから!…っは!でも一部の仲間好きヤンデレ…言ってしまえば某穴掘り小僧とか某変装名人とかだけ補正が突然解けて私を殺しに掛かってきたら…!!」
「え、えええ〜、ねえ姫乃ちゃん、姫乃ちゃーん?」
「うわああああ!もう私は何を信じればいいのか分からない!!!!」
「ひ、姫乃ちゃーーーーーん!」
富松並みの素敵な妄想力を持つ天女さま。
需要?私が楽しいのさ!
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