一万(二万)御礼文! | ナノ
これの設定。


「ほふうう、今日はいっぱい遊んだねえ。よーし皆の者ー風呂入って寝るぞー!」
「「「おー!」」」
「うん、ハチと雷蔵くんと勘ちゃんはノリがいいねえ。兵助と三郎はー?」
「「はやく風呂に入りたい。」」
「あ、そうですか…」




「さあ皆の者寝るかー!」
「「「はーい!」」」
「あれ、なんだかみんなまた成長したねえ。お布団四組で雑魚寝はそろそろキツくなってくるか…」
「布団、またばざーで買ってくる?」
「うーん、ここら辺でまたバザーなんてやるのかなあ。うーーむ。うん、とりあえず寝るか!」
「はーい。」




「あらら、もうみんなぐっすり眠っちゃって。子供って早いなあ。あ、三郎は起きてるのかな?」
「う、まあ。」
「海楽しかったねえ。今度留三郎にお礼ちゃんとしなきゃ。」
「今日来てたやつか?」
「こら三郎、やつなんて言わないの。留三郎に一緒に来てもらったおかげで皆迷子にもならずにうちに帰ってこれたんだからね。遊んでもくれたし。」
「名前はあいつと付き合ってるのか?」
「んーちがうよー?」
「そう。……」



「…さぶろー。」
「なに。」
「明日の朝ごはん何にしよっか。」
「んー牛乳たくさんあったからフレンチトースト。」
「おっいいねえ。流石三郎がいると違うなあ。」
「なあ、」
「んー?」
「何でもない。」
「そう?」
「うん。」



「……さぶろー。」
「なに。」
「私ね、三郎たちのこと大好きだよ。」
「…なにいきなり。」
「だからね、三郎たちがじゃまになっちゃうとか、絶対ないよ。」
「………」
「それに、そもそも留三郎はほんとにただの友達だしね!余計な心配なんて無用無用。」


「…名前。」
「なんでござましょ。」
「私も、名前のこと、好きだぞ。」
「あらまあ、どうしたの三郎くん。デレ期?」
「うるさい。私だけじゃない。雷蔵もハチも勘右衛門も兵助も、名前のこと、好きだ。」
「ふふふ、嬉しいなあ。」がばっ
「わっ苦しっ、ばか!」

「名前。」
「なにー、はなさないよー?」
「違くて、その、」
「なに?」
「…ありがとう。」
「ん、じゃあもう寝よっか。おやすみ、三郎。」
「うん、おやすみ。」






君とおやすみ


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