一万(二万)御礼文! | ナノ
「今日で、つーか休み中に宿題終わるかなあオレ…」
「相当頑張んなきゃ駄目だろうね。」
「だよなあ…もう苗字頼みだ…!あと雷蔵…!あ、図書館あったけー生き返るーー。」


「やー不破君と雷蔵君。」
「オレは!?」
「あっ間違えた。てへ。」
「こんにちは苗字さん、勘ちゃん。」
「雷蔵はスルーなのな。」
「なんか名前ちゃん今日ドジっ娘目指すんだって。」
「なぜまた急に。」
「いやあ雑誌の特集に「男子はちょっと抜けてる女の子、いわゆるドジっ娘に弱い!」って書いてあってさあ。」
「いや苗字がやってたら完全に電波にしか思えんだろ。」
「苗字さん元が天然だからねえ。というより変わってるって方が正しいかな。」
「そうかな。あ!鉢屋君!!と久々知君も。」
「よう、変人。」
「なんか三郎との差にイラッてくるなこれ。」
「今更だよ兵助。」
「勘ちゃんの言うとおり。」
「あれなんかオレ今すげーデジャヴ。」

「お前寒そうなカッコしてんな。すぐ分かった。」
「本当?私は私服な鉢屋君の輝きっぷりですぐ分かったよ!あ、勿論いつもの制服姿もキラキラ輝いているんだけども。」
「そういや確かに苗字寒そうだけど大丈夫か?」
「うん。私、寒いの強いんだよね。図書館あったかいし、大丈夫だよ。」
「まじか。寒いのに強いとかマジ変わってほしい。」
「えっ!?そりゃ鉢屋君のためなら多少強引にでも変わってあげたいけれど、やっぱ寒いのが苦手な一面もある鉢屋くんが可愛くて素敵っていうか、いや鉢屋君が寒いのに強かったとしても鉢屋君の魅力は変わらないぐらい絶対的なものだけど、」
「落ち着け。」


「……そういやドジっ娘は?」
「あ……」
「忘れてたのか。」
「…てへぺろ。」
「これが本当のドジっ娘的な?」
「雷蔵、それは違うと思う。」






冬休み・図書館にて


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