一万(二万)御礼文! | ナノ
「あああ、やっぱ図書館天国だああ。」
「ハチ、図書館ではお静かに。中在家先輩に怒られるよ。」
「ガチで居そうで怖いわ。」


「やー竹谷君、不破君、久々知君。」
「よー苗字。早いな。」
「ううん私も今来たとこ。それより良かったの?私も入れてもらっちゃって。」
「うん、もちろん。」
「ああ、でも三郎と勘右衛門、少し遅れるって言ってたぞ。学級呼び出しだって。」
「そかー二人は夏休みまで大変だなあ。それにしても鉢屋君に会いたいなあ。」

「なあ、苗字、数学のここ分かんねーんだけど。ヘルプ。」
「ん?あたぼーよ。どこだいどこだい。」
「ここだいここだい。」
「ああ、ここはねえ…」




「あ!鉢屋君!!と勘右衛門くんも。」
「よ、変人。」
「やー名前ちゃん。なんか鉢屋との差にいらってくるねこれ。」
「今更だ勘右衛門。」
「ハチの言うとおり。」

「夏休みの鉢屋君もかっこいいね!」
「そうかそうか。」
「なあ苗字ここの続き、」
「あっ竹谷君もうちょっと待って、あと2分!今日の鉢屋君を目に焼き付けるから。」
「さいですか…」


「で、ここはこうなって、」
「え、ちょいまち。こここうじゃねえの?だって√が、」
「ああ、そうじゃなくってこっちは先にこっちを解いちゃって…」
「苗字と八左ヱ門は仲良いな。」
「ハチ、苗字さんの教え方分かりやすいんだって。前言ってたよ。」
「そうか。おい、苗字ちょっとここ教えてくれよ。」
「え!久々知君が私に教えを乞うなんてなに。嫌味!」
「苗字お前先月手作り豆腐一口やった俺に失礼だと思わないのか。」
「いや確かにあれは美味しかったけど。でも久々知君前の模試一位だったじゃない。私と大差つけてさ。」
「よし、もうお前に豆腐やらない。泣きすがっても絶対やらないからな。」
「いや、別にいいけど…」






夏休み・図書館にて


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