英語と友達
次の日
今日もまた補習だ。
昨日と同じ時間に家をでて自転車をこぐ。
昨日よりか気温は低く風が少しここちよいと思った。
でも夏の暑さには変わりはなく学校に着く頃には汗をじんわりとかいていた。
靴箱に靴を置くとき同じクラスの奴の靴箱に目が留まった。
部活か何かだろうか。
靴が置かれてあるが彼が補習というのはありえない。
バスケ部は大変だと聞いたしきっと部活をしにこの熱い中来たのかと思うと部活にはいってなくてよかったと思った。
帰宅部最高
教室に入ると今日もクーラーが効いていて気持ちがよかった。
『なんでここにいるの?』
??「いちゃ悪いかい?」
黄瀬「あ、ユアっち〜」
黄瀬君は笑顔でこちらに手を振っている。
が、問題はその隣だ。
彼は補習を受けるというヘマはしないし靴があったときはてっきり部活をしにきていたんだと思っていた。
いや、ユニフォームを着ているのだから恐らく部活をしにきている。
『ねえ、部活は?』
??「あぁ、それなら抜けてきたよ。だってユアが補習を受けていると聞いたからね。」
『それ、征十郎には関係ないよね?』
赤司「関係なくはないだろう?だって恋人なんだかr『誤解招くようなことは言わないでよっ!ただの初めての友達でしょ!!!!』初めて・・・なんかその響きエロいね」
『・・・』
あぁ、もうコイツだめだ。
脳内ピンク野郎だ。
赤司征十郎
ここ帝光での私の始めての友達。
友達になったのはたまたま席が隣だったからなんだけどね。
話は合ったし私自信友達が少なかったからよく喋るようになった。
なぜかいつもバスケ部のマネージャーに誘ってくる。
黄瀬「2人の関係はなんなんスか?」
赤司「恋人」 『ただの友達』
赤司「ユア、嘘はよくない。」
『別に友達からクラスメイトに格下げにしてもいいのよ。』
赤司「友達だ。」
黄瀬「;;」
それから昨日と同じ生徒&先生が来て補習が始まった。
だが、征十郎については誰もふれてこなかった。
今日の補習も基礎をやっていた。(私だけ)
私の補習のノルマは夏休み中に基礎を完璧にすることだった。
だから私だけプリントの枚数も多い。
『doとかdidとか意味わかんない・・・・ど、どえす?(doesのこと)』
赤司「ふふふ」
黄瀬「赤司っち・・・笑うだけじゃなくて教えてあげたらどうっスか?」
赤司「ユアの困る顔がみたいんだから・・・あと、僕に指図しないでくれるかな?」
『うー(頭を抱える』
もうダメだ。
一生これできない、帰れないよ・・・
『ぅ・・・黄瀬君・・・・教えてください』
黄瀬「いいっスよ〜」
私はまた昨日と同じく黄瀬君に頼ってみた。
一人じゃ解けないし・・・いいよね?
赤司「・・・ユア」
『ん?何?』
赤司「僕が教えてあげるよ」
『へっ?』
どういう風の吹き回しだ。
赤司「涼太は自分のをやるといい」
黄瀬「!・・・」
何かを感じとったのか、黄瀬君は自分に配られたプリントをやり始めた。
赤司「ほら、ユア。僕が直々に教えてあげるよ」
まずはその黒いオーラを隠してほしいですね。
2013.0506微修正
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