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時間をかけて解したとはいえ、慣れない異物の挿入に悲鳴を上げたソコは、深く埋められた熱塊を押し出そうとしてキュウキュウと淫らにうごめく。
「くッ……」
「ト、ビシマさん……また、デカくっ」
「締め付けが、やべえ。イッちまいそう」
「あぁッ！」
体内で更に体積を増した肉茎に、新堂はその精悍な顔を歪めて大きく身体を震わせた。
「まだ、ツラい？」
このままだと三擦り半どころか、何もしないうちに自爆しそうな気配が濃厚だ。
中に突き入れられたペニスが力強く脈打って熱液を溢れさせているのを、直に感じるんだろう。
苦しげに息を吐きながら、新堂が微かに笑って腰を揺すった。
「あ……っぶね！」
「早く動いて、ご自慢のテクとブツでイカせて下さいよ。このままじゃお互いツラいでしょ」
「この野郎……！」
人がギリギリの理性で大人しくしているってのに、何て真似をしやがる。
挿入の痛みで涙目になって、逞しく勃起していたモノまで萎ませているくせに。
可愛い挑発で俺を煽ろうとして。
「後悔すんなよ」
もう、泣いて頼まれても止まらない。
新堂を味わい尽くしたくて、全身が獣の本能に支配されている。
硬く引き締まった脚を抱えて、俺は、抜ける寸前までズルリと引き抜いたペニスを再び奥深くまで挿し入れた。
「う、あぁッ！」
「はッ、……すげっ」
「あ、ぁ、あぁッ、……激し……過ぎ！」
一度ブレーキが外れてしまうと、自分の中の狂暴な獣を抑える事は出来なくて。
雄の本能のままに腰を突き入れて楔を打ち込む俺の下で、新堂は甘い掠れ声をこぼし続けていた。
「くそッ！ エロ過ぎだぞお前」
「誰の、せいだと……！」
ピストンのリズムに合わせて揺れる赤黒いブツを捕らえて、根本から先端まで、新堂の一番感じる強さで扱き上げる。
「あぁッ、う、あッ、それ……ヤバいっ、す」
苦痛の中に快感が生まれ始めている事は、可愛い後輩の身体が正直に語っていた。
「硬くなってきたな」
「飛島さん、マジで俺……っ」
「ココも一緒に突くのがイイんだろ」
「――ああぁッ！」
身体の奥にある感じやすいポイントをカリで擦り上げ、いやらしい汁でグショグショに濡れた竿を刺激し続けると、新堂は自分から腰を揺らして深い挿入をねだってくる。
「なあ、すげー俺のを締め付けてんの、自分で分かるか？」
「言わな、いで下さ……いっ、あッ」
「チンコも濡れ濡れで勃ちまくりだし」
「んんッ、うぁっ」
ベッドの上で跳ねる、汗ばんだ身体。
程よく隆起した胸はどこから見ても男のモノなのに、ピンと尖った乳首は妙に色っぽくて、何を見ているのかと潤んだ瞳で見上げられた瞬間、新堂の中に埋めた俺の暴れん棒は大きく脈打って狭い肉壁を押し拡げた。
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