眠り姫の誘惑。
前日の体育祭で疲れていつも以上に眠り姫モードの伊佐木と、何とか起こそうと試みるオオカミ鮎川。
「起きろ、伊佐木」
「んー…」
「揉むぞ」
「ん、…やぁ…あっ」
「今朝はしぶといな」
「せんぱ、…気持ちい」
「…腰を揺らすな。いい加減に起きないと揉むだけじゃ済まなくなるぞ」
「あとごふん…」
「５分もお前の股間を揉ませる気か！」
「あゆかわ先輩も、いっしょに…ねて」
「っ！」
伊佐木が寝ぼけて口にした添い寝のお誘いに、一緒に遅刻してもいいからベッドに潜り込んでしまいたい…と思ってしまった自分を鋼鉄の理性で諌める風紀委員長なのでした。
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