本命登場。


※今回直接的な絡みはありませんが、リバ設定の二人です。
苦手な方はご注意下さい。



本社総務部で主任を勤める同期、倉田からの電話を受けた大島主任。


「久しぶりだな、倉田。元気か」
『…じゃねえよ。テメェ、俺に何の断りもなく合コンに参加しやがって』
「あ?何の話だ」
『とぼけるな。トビが空輸してきた枝豆農家の若手共と飲んだんだろうが』
「あー、アレな。野郎6人の飲み会だぞ、合コンでも何でもないだろ」
『お前には危機感が足りねえんだよ。まさか…枝豆兄貴にケツを掘られたりしてねえだろうな』
「あのな、何で俺がお前にそんな心配をされなきゃならねえんだ。お前だってそっちで好き勝手に遊んでるじゃねえか」
『女遊びは否定しねえが…“男”はお前だけだ』
「!」
『だからお前も得体の知れねえ野郎にホイホイついて行くんじゃねえよ。トビには本社出張の時に思い切りヤキ入れといてやるからな』
「…というかお前、まさか今…普通に社内のデスクから電話をしていないだろうな」
『は?そうだけど』
「周りに会話を聞かれるんじゃねえかとか、そういう事に頭が回らねえのか!この馬鹿!」


新人研修時に酔った勢いで何となく抜き合いをしてしまって以来、気ままに刺しつ刺されつ身体だけの関係が続いているものの、お互いにゲイではないという煮え切らない二人。
…というベタな展開が大島主任には似合うような気がしたのでした。




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