変な気持ち。


隣部屋の住人・津村君と服を買いに街に出た井上君。
買い物後にカレスナルドで新作『男気バーガー』を食べながらダラダラ。


「で、お前ら実際どうなってんの」
「何が?」
「お前が康光にチンコ擦りつけて散々恥ずかしいプレイを強要した挙句に無理矢理唇を奪ったって聞いたぞ」
「そこまではしてねえよ!」
「まあ、半分は俺の妄想だけど」
「変な妄想するなよ」
「結局、仲直りできたのか」
「…寝ぼけてた俺が悪かったって事でひたすら謝って、最近ようやくアイツも機嫌なおしてくれたんだから、余計なコト言って蒸し返すなよ」
「ふーん」
「……」
「あの後も毎晩毎晩添い寝してるんだろ」
「お前らが夜中に変なAV見るから康光が“お化けの声がする!”って怖がるんだよ。あんな泣きそうな顔で縋られて、断れねえだろ」
「寄り添って寝てて、変な気分にならねえ?」
「なる」
「なるの!?」
「康光の奴、時々イビキがうるさくて、窓から投げ捨ててやりたい気持ちになる」
「そういう変な気分かよ!」


最近隣部屋コンビの怪しい関係に興味津々な井上君なのでした。



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