内緒の相談。


榎木田君に内緒で、一人こっそり『F℃ aniki』を訪れた森山課長。


「いらっしゃいませ、森山さん」
「こっ、こんにちは」
「そんなに警戒しなくても、捕って食ったりしませんよ」
「…警戒、してるワケじゃないんですけど」
「今日はどうしました?一人でココに来た事がバレたらアイツに怒られるんじゃないですか?」
「あの、店長さんに相談したい事があって」
「なるほど。アイツの粗チンと味気ないセックスに飽きて何か刺激的なお楽しみアイテムのご購入を考えていらっしゃるんですね」
「違います!榎木田君のは物凄く立派で大きいですっ!プレイ内容がちょっとマニアックな時もあるけど…普段はとっても優しくって、身体が溶けちゃうくらいすごいテクニックで俺を気持ち良くしてくれるんですっ!」
「貴方は…可愛い顔で、とんでもないノロケを聞かせてくれるんですね」
「はっ!いい今のは、あの…っ」
「ふーん。身体が溶けちゃうくらいのテクねえ…」
「違うんですっ、今のは忘れて下さい〜!」


実は榎木田君へのクリスマスプレゼント選びにアドバイスを貰おうと、榎木田君の幼なじみである『F℃ aniki』店長に相談したかった森山課長。
自ら特大の墓穴を掘ってしまったのでした。



(*)prev next(#)
back(0)


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -