不機嫌ネコスギ。


ベッドの上で。
ご機嫌ナナメのネコスギを宥める梶木係長。


「さっきから何怒ってんだよ、薫。いい加減こっち向けって」
「しばらくお前のその男前な間抜け面を見たくない」
「褒められてるのか何だか分からねえよ」
「……」
「もしかして、昼間舐めてもらってるうちに我慢できなくなって、イクって言う前に顔にぶっ放しちまったのを怒ってるのか」
「……」
「それとも、一通り終わった後で安藤課長が“もう入っていいか?”って会議室に入って来たのが恥ずかしかったとか?」
「恥ずかしいのは当たり前だろ!こ、声だって聞かれてたかもしれないし。…あんな所でお前が突然盛るから!」
「スーツ着て真面目に仕事してるお前を見るとムラムラするんだよ」
「トイレに行って一人で抜け、馬鹿」
「夢中でおしゃぶりしてたくせに…」
「その無駄にデカいイチモツを噛まれたくなかったら黙れ」


恥ずかしがるネコスギが可愛くてメロメロの梶木係長。
小杉に用事があって会議室に来たのにウフフ声が聞こえて「あいつら、またかよ」と、終わるのを待って絶妙なタイミングで会議室に入った安藤課長なのでした。




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