二号店構想。


キラキラと目を輝かせながら、榎木田君に『プラザ801』2号店の構想を語る森山課長。

「それでね、『F℃』と『CLUB F』の共同運営で『Cafe f℃』的なお店を『F℃』の隣に展開したいんだ」
「下着屋の隣にカフェですか?」
「ただのカフェじゃなくて『F℃』で購入した下着をお客さまに早速身につけて頂いて、皆でお気に入りの下着姿でまったりコーヒーが飲めるメンズ・ランジェリー・カフェにしたらどうかなと思って!」
「メンズ・ランジェリー・カフェですか」
「おニューの下着を誰かに見てもらいたいっていう男性、結構いるんじゃないかな」
「なるほど、いいアイディアですね」
「えへへ、僕も榎木田君に選んでもらった下着を誰かに自慢したくて堪らなかったから…」
「まさか、貴方も店に出入りするつもりですか」
「そ、それは、…ちょっと考えていたけど。榎木田くん、何か怒っているのかい?」
「やっぱり貴方にはお仕置きが足りないみたいですね」
「な、何で!?」
「今夜はもう一度恥ずかしい身体になってもらいますよ、森山課長」
「!!」


無防備発言が原因で再びツルツルボディになってしまう森山課長なのでした。


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