ショリショリ死守。


営業一課の昼休み。熱心にファッション雑誌をチェックする外岡先輩。


「俺、オシャレ坊主卒業しよっかな」
「えっ!か、髪を伸ばしちゃうってことっスかっ!?」
「だって毎年この時期になると寒いしよー。たまに前髪の立て方変えたりカラー変えたりしてみても誰も気付いてくれねぇし」
「そんな…。外岡さんが坊主じゃなくなったら、一体誰の頭でショリショリすればいいっスか!」
「お前にとって俺の存在価値ってソレだけかよ」
「俺だけじゃないっス!もう合コンで女の子にショリショリさせて急接近する事も出来なくなっちゃうっスよ?外岡さんはそれでもいいんですかっ」
「そ、それは……」
「ほんのちょっぴりの寒さのために、ショリショリを捨てちゃうっスか!外岡さんの坊主への思いはそんなに軽いものだったっスか!?」
「…すみません坊主卒業だなんて調子にノッた俺が馬鹿でした」
「分かってくれればいいっス」


松崎の迫力に負けてしまったオシャレ坊主。
松崎は外岡先輩のショリショリ感がお気に入りです。



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