井上兄×2。


井上家のある日。


『やんっ、せんぱぁい…見ちゃ駄目ぇ』
『恥ずかしいのに感じてるのか?イケナイお尻にはお仕置きだ』

グチュグチュ、パンッパンッ!

『ひあッ、あぁん、先輩のお○んちん…すごい!お尻が溶けちゃうよぉ!』
『このままイけそうだな』
『ッ、やぁ、無理ぃ…先輩、意地悪しないで触ってぇッ』


「……って、二人で音読するなよ!気持ち悪いよ兄貴たち!」
「せっかくお前のために迫真の演技で読み聞かせてやってるのに失礼な奴だな!」
「頼んでねぇし!」
「海生の喘ぎ声、上手過ぎてキモい」
「大地の先輩役だって変態臭くてキモいぞ」
「もう二人とも漫画持って部屋から出て行ってくれ!」
「難しい弟め…」
「やっぱ大地が後輩役の方がいいんじゃね?」


久しぶりに会った末弟が可愛くて可愛くて、構って欲しいあまりに二人でBL漫画の音読までしてしまう24歳と20歳…。
実家では意外に苦労人の一面を持つ井上君なのでした。



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