アレサイズ。
お中元という社会人っぽい響きに憧れて、先輩たちへのお中元を用意してみた松崎。
「外岡さんっ、いつもお世話になってる御礼にプチお中元ですっ」
「お中元?お前イイ後輩だなー!で、中身は何だよ」
「野球ボール型のちんキャップっス!」
「ちん、キャップ!?」
「池原さんにはちん眼鏡を贈ったっスよー」
「つーかこんな小さいボールにチンコ入んねぇだろ。俺のチンコ馬鹿にしてんのか」
「えっ!入ら…ない…っスか…?」
「入らねぇよ」
「……」
「何その反応。まさかお前…」
「お、俺のはジャストフィットだったりなんて、しないっスからねっ!」
「あっ、松崎…!」
泣きながら立ち去る松崎の背中に謝り続ける外岡先輩でした。
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