井上君のおもてなし。


井上家にお泊りの朝。
逞しい腕の中で目を覚ましてしまい、跳ね起きる渉。

「何でお前が一緒の布団で寝てるんだ!」
「ウチの風習だから」
「何だよその風習」
「来客を人肌で温めておもてなし!」
「絶対嘘だろ!…ってお前全裸かよ!?」
「人肌、人肌」
「ギャー!今何か当たった!」
「あ、悪い。朝だからさー」



謎の風習のお陰で最悪の目覚めを味わった渉。
もう二度と井上家には泊まるまいと固く心に誓ったのでした。




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