心の先輩。


営業一課の昼休み。外岡先輩とデスクでランチの松崎。

「松崎、主任は心の上司なんだろ」
「ハイっ!一生ついて行きたいっス」
「俺は?」
「えっ」
「心の先輩だったりしねぇのかよ」
「外岡さんが、心の先輩…?」
「俺だって可愛がってやってるだろ」
「……」
「…そんなに悩むなよ、傷つくから」



松崎的には“心の先輩”は“抜きっこしてもいいくらい深い絆で結ばれた先輩”を意味します。
外岡先輩は大好きですが、仲山主任以外の人と抜きっこはしたくない松崎でした。





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