池原拗ねる。


週末の夜。ウキウキと帰宅準備をする松崎に声をかける外岡先輩。

「松崎、今夜飲みに…」
「ダメだ。松崎は今夜ウチに泊まりだ」
「っ…主任!」


「懲りないな、外さん」
「俺だって可愛い後輩に懐かれてぇんだ」
「…可愛くない後輩で悪かったな」
「あ、拗ねるなって池さん!」



池原は入社当時から仕事も覚えが早く、落ち着いていたので、外岡的にはあまり“後輩”という気がしないのでした。





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