恋煩い。
営業一課の昼休み。
珍しくため息をつく外岡先輩を気遣う松崎。
「外岡さん、お昼食べないんですか」
「食欲ねーんだ」
「！」
「片思いってのは辛いよなぁ、松崎」
「！！」
「しゅにーん…っ」
「松崎！？どうした」
「外岡さんが…可哀相っス！」
「泣くな、何があった？」
「池子に逢わせてあげたいっス！」
「…池子？」
外岡先輩が本当の恋煩いなのか、それとも落ち込んでみせる事によって松崎を味方にする→洩れなく主任の協力が得られる、という作戦なのかは不明です。
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