あのあだ名。


営業一課の昼休み。

「外さん最近あのあだ名で呼ばれないな」
「るせーぞ池さん!」
「あのあだ名?」
「俺が入社した頃仲山さんがよく…」
「言うな!」
「えっどんなあだ名ですか?」
「珍念」
「ぶふっ!…ちんねん…!」
「あの頃はまだ普通坊主だったんだ!」
「で、でも!カッコイイっスよ…珍念!」
「……そっか?」
「は、ハイ!」
「だったら今後俺を珍念って呼べよ!」
「えぇーっ!」
「落ち着け外さん、明らかに慰めだ」



入社当時は野球部丸出しの普通坊主だった外岡先輩。その後、紆余曲折を経て今のオシャレ坊主に辿り着いたのでした。





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