それだけは。
営業一課、終業時間。
「松崎、帰れそうか?」
「あ、外岡さん!…はい、すぐにっ」
「外とどこか行くのか」
「美容室を紹介してもらうっス」
「駄目だ!」
「主任…?」
「それだけは許さん!」
「別に坊主専門店じゃねぇのに…」
「外さん、美容室派だったのか」
外岡先輩はオシャレ坊主をキープするため、結構マメに美容室に通っています。
仲山主任に言わせると「無駄」の一言だそうです…。
(*)
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