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アリアとぱぱ
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幼い頃はよく父におんぶしてもらっていた。父の背中は温かくて、確りとしていて、大きかった。そんな父の背中は大好きだった。
安心感のあるそれに包まれると"お父さん"と無意識に呟いてしまう。

はた、と思った。

今、私は両親と離れて暮らしているー…‥
それから駆け巡るように記憶が戻る。今は親元から離れて暮らしている、ボルトと暮らしてBEEとして働いている‥。
朧気な意識のわたしの元に落ちてきた声は『目覚めましたか?』の一声だった。
聞き慣れた、大好きな声に飛び起きると彼はバランスをくずした。


「うわぁぁぁあっとあわ、っ」

「ゴーシュ!ご、ごめんなさい!大丈夫‥?あと‥おろしてもらっても‥」

「大、丈夫。君は歩けなかったからぼくが背負ってるんだけど‥」


事態を把握するに時間がかかった。
まず、私は彼におんぶされている。そしてつい先程まで眠りこけていた。多分、寝言まで言ってしまったのだ。
そして事をさかのぼるとバランスを崩して転けた時、足を挫いて歩けなくなったのだ。
きちんと頭の中が整理されてから息をのんで、ごめん、と呟くのがどうにかできたこと。
彼の背にいるのに強張っているしかできないのはもったいなく感じた。だからお気になさらず、と返してくれた彼の背にそっと身を寄せた。
その背中は懐かしい父にとてもよく似ている気がする。































本当はジギネリで書いてたけど、おかしくなったのでゴシュアリに変更した失敗作。
文は書けてもなんだかおかしい。
スランプですw

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