眠い授業が終わり
ふあっと欠伸をし
思いきり伸びをすると
次の授業の準備をするのか
泉が廊下に出ていった。
私も準備しようと教科書を
持って席を立った。廊下に
行くとやっぱり泉も教科書
を準備していた。二人きり
だなーなんて思っていたら
、泉がゆっくりこちらを見
て私の名前を呼んだ


「なあに、いずみー?」


呼ばれて嬉しい私は自然
と笑顔になる。振り向いて
泉を見るとニヤっと笑って


「別にー呼んだだけ」
「へ」


思わず間抜けな声が出る
何故意味もなく呼んだのか
そして何がそんなに面白か
ったんのだろうと。そした
ら反応がオモシレーとか言
って泉はけたけた笑ってる


「もー笑わないでよ」
「いやー無理」
「むー」
「膨れてもだめ」


膨れてみせたけど突っつかれて
逆に面白がられたこうなったら
いつか仕返ししてやらないと
私の気が済まないんだからと
高鳴る胸を抑えつつ心に決めた



可愛いから


(いじりたくなる)

20091115.
加筆110402.



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