暑い暑い夏。夏大、決勝戦に勝ち
ついに甲子園までのぼりつめたら
しい彼ら。その情報をたった今、
野球部のマネジの千代から聞いた

鳥肌がたった。言葉じゃ表せない
くらい嬉しくて同じくらいの緊張感


実際、悠一郎は
どんな気持ちなんだろう
嬉しいのは当たり前だけど、
緊張してるかな?してるよね・・・

今すぐ話したくなって、
携帯をとるとバイブが鳴った

電話の主は、今まさにかけようと
していた悠一郎からでドキリとする


「悠一郎?」
「甲子園出場だ!どうだー」


いつもと変わらない
元気さに少し安心する


「おめでとう!」


甲子園目指して三年目
最後の年でやっと叶った
次の目標は甲子園優勝か


「ゲンミツに勝つから」
「うん」
「ぜってー見に来いよ」
「行く!」


そう言うと悠一郎は
嬉しそうに笑った



甲子園当日
天気にも見舞われ
夏日となり絶好の野球日よりだった


声援とともに白球が夏空に飛んでいった



夏空


(四番田島選手)
(打ったあ!!)

20100803.
加筆110526.



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