悠とと出会って三年経った
あいかわらず悠は変わらないし
野球もずっと頑張ってる
その分、悠との時間があまりない
でも野球している悠を見るのが
好きな私は全然さみしいなんて
思ったことがない。むしろ毎日
見れて幸せだ。


「ごめん!」


野球部の部室近くで悠を待ってたら
結構待っただろとコーヒーを差し出す
悠がいた大丈夫だよとコーヒーを受けとる


「悠、早いね」
「おう、早着替えした!」


最高記録だぜ何て言って笑う
から私もおかしくてつられて
笑った。貰ったコーヒーを開
けて一口飲むと、口の中いっぱい
にほんのり苦味が広がった。


「もう三年も経つんだな」
「あ、私もさっき同じ事考えてた」


お互いに早いねとか言いあって
微笑むと悠が急に真面目な顔をする


「今まで寂しい思いさせてごめんな」
「そんな事ないよ!なに、急に」


らしくないと言うとだよなと
いつもの悠に戻るけど、やっぱり
今日は何処かおかしい


「ねえ、悠どうしたの?」
「お前幸せか?」


なんだそんな事かと笑う私に悠は、
気にしてたんだぞと拗ねてしまった



幸せだって叫んでくれよ


(毎日幸せですよー!)


20100228.
加筆110526.



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