ゆっくり流れる雲。爽やかな風がするり、と私の頬を流れていく。海の波音と鳥の鳴き声だけが響く静かな場所。そこに長く続く原っぱには、ぽつんと佇む見慣れた白い屋根。私は日が落ちるのを見ながら静かに目を閉じた。 「#ファンタジー」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -