05


えーっと、とりあえずわたしは今、花井キャプテンのお家にいます。
え、なんで?とりあえず展開についていけてないんだけれど!
司ちゃんが花井ママと話してるよ!?

「そうだわ、ウチの子供たち紹介するわね!ちょっと三人ともいるー?」
「「なーにーお母さん。お客さん?」」

奥から顔がそっくりな子達が出てきた!この子達が花井妹s!?
めちゃめちゃ可愛い!

「そ、今日お隣に引っ越してきたのよ。ちなみにお兄ちゃんと同い年なんですって!ご挨拶は?」
「「こんにちはー。花井飛鳥とはるかです!」」

おお!ハモってる!さすが双子!


「こんにちは。東条司です。こっちが」
「天沢千広です!よろしくね!」
「「よろしくおねがいしまーす!」」

っあーーーー可愛い!何この可愛い子たち!キャプテンがうらやましすぎる!!

「おーいもどってこーい千広ー。」
「はっ!ごめんごめん。ふたりが可愛くてつい〜」
「千広ちゃんたちだって可愛いわよ〜。もううちのお兄ちゃんなんて愛想悪くて嫌になっちゃうわよ!」
「まあ男の子ですしね。」
「そうなのよねー。あ、そうだわ。飛鳥、はるか。お兄ちゃん呼んできてくれない?」
「「はーい」」

!?今なんと!?え、お兄ちゃん=花井家長男...だからつまり...花井キャプテン!!
本物に会えるの!?花井家大集合的な!?
うわーマジで!?

「落ち着けっつの。」
「いやだ「「呼んできたよー!」」はやっ!」

いよいよキャプテンに会える!

「ったくなんだよ二人して俺を呼びにくるなんて。」
「お隣に引っ越してきた東条さんと天沢さん。あんたと同い年で学校も一緒なんですって。」

お〜本物だ!やっぱお母さんの前じゃこんな態度なんだ!

「東条です。よろしく。こっちが天沢」
「よろしくおねがいしま〜す。」
「え、あぁ、よろしく。」
「ホラお兄ちゃん、自己紹介しなさい!」
「うるっせっつの。...花井だよろしく。」

名前は言わないんだ。いい名前だと思うんだけどなー。
梓くんって呼んだら怒るかなー?怒るだろうなぁ。

...とりあえず仲良くなるために頑張ろうっと!

(あ!そうだわ二人ともご飯食べていきなさいよ!)
(((えっ!?)))






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