◇Subway?Someday?その 7
数分後…。
「ギギギアル、そこのモモンの実とナナシの実をギアソーサーで一緒につぶしてグラスへ入れてくださいまし!」
「ギギ…」
「デンチュラ、この生地焼くからエレキネット。電気強めに流して」
「ちゅーらっ!」
あれ……。
此処ってバトル施設のメッカのライモンシティ・バトルサブウェイだよね?
なんで甘い匂いするのだろうか、というか…。
『うちのボスたちがエプロンして料理してるんですけど…』
「おー…やってるやってる。見たところ今日はワッフルと、きのみ30品目のパフェにモモンとナナシのミックスジュースかー。美味そう」
「えと、ジャッジさん…何ですかこれ。料理対決?」
「そうそう」
「……でも此処ってバトル施せt「はーい、細かいことは気にしない!行くよカズマサさん!」
「ちょちょちょ…うわ、ジャッジさん?!」
ジャッジがカズマサの腕をがしっと掴んで子供の如く叫びながら嬉しそうにノボリとクダリの元へ走りだした。
その途端…
「待ってました!」
「おい、久々に30品目パフェがあるらしーぞ!テメーら食うなよ!パフェは全て俺のモンだ!」
「わたしジュースと出来たてワッフルが食べたいです!」
「おまえら押すな!走るな!客に迷惑が掛かるだろう!」
各ヶ所のトレイン乗り場からノボリとクダリがいる乗り場へと、何処からともなく駅員が沸いて出てきた。
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