「吹雪! 久しぶりだな、どうしたんだ?」
「うん、あのね・・・・・・そっちへ、行くことになったんだ」
「へ、こっちに来るのか!? 楽しみだな、また一緒にサッカーやろうな!」
「うん。僕も、キャプテンとサッカーやるの、楽しみにしてる」
「そっかー。泊まるとことか、大丈夫か?」
「親戚の叔母さんのところへ厄介になることになってるよ」
「なら安心だな! 何時着くんだ?」
「今から飛行機に乗るところ。だからさ、明日一緒にサッカーやろうよ」
「おう! じゃあ、明日河川敷に集合な!・・・って、お前学校大丈夫なのか? 新学期始まってるだろ?」
「平気だよ。ちゃんと先生に云ってあるから」
「ならいいけど。楽しみだなー、お前とサッカーやるの」
「うん、僕も楽しみ。・・・・・・ねえ、キャプテン」
「ん?」
「・・・・・・ううん、やっぱり何でもないや」
「大丈夫か? 何かあったらちゃんと云えよな! オレたちは仲間だろ」
「・・・・・・ありがと、キャプテン。僕ね、キャプテンと出会えて、良かったよ。皆と一緒にサッカー出来て、本当に良かった」
「オレも、吹雪に会えて良かったと思ってる。だってあんな楽しいサッカーが出来たんだぜ! 会ったら必ず、吹雪のシュート、止めてやるからな!」
「ふふ、そう簡単には止めさせないよ。明日、楽しみにしてる。じゃあね、おやすみ、キャプテン」
「おう、おやすみ。オレも明日、楽しみにしてるからな!」








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