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マクロスF、サヨナラノツバサ感想(ネタバレだらけです)

 サヨナラノツバサ二回目を見に行ってきましたー。以下、ネタバレだらけなので、ご注意ください。後、私はテレビ版からずっとシェリル派でアルシェリ好きです。むちゃくちゃ長い上にほとんどアルシェリ萌えしか語ってないw それを踏まえてどうぞ。


 とにかくシェリルがどうなるのかが不安で不安で、絶対にネタバレを読んでから見に行く!と決めていたので、ネタバレを読んで、アルトがシェリルに告白したと聞いた時はもう思わずガッツポーズしちゃいましたw ずっとアルシェリでありますようにと願っていたので、ちゃんとアルシェリで終わって本当に良かった。テレビの流れも好きだし、あれはあれでアルシェリエンドだと今なら思えるんですけど、映画でもはっきりアルトがどちらかを選んで告白するとは思ってなかった。多分、どちらかと良い雰囲気だけど、はっきりと告白はしないで終わるのかなあって。テレビみたいに。あれも私はシェリルに告白しようとしたのに、シェリル自身に歌えなくなると止められちゃったエンドだと思ってますがw 映画がアルシェリで終わったってことは、今までの認識は間違って無かったのね!と。凄い嬉しかったなあ。
 まあまさかあの状態で告白するとは思いませんでしたがw ランカの告白も思ったけど、どっちもタイミングがww 空気がいまいち読めてないというかww どっちもあそこに挟むしか告白のチャンスは無かったし、結果的にどちらも告白出来て良かったなと思うけど、初見だとちょ、KYwと思ってしまったぜ。あの愛してる、は泣けたけど。アルトの愛してる、に対して、シェリルが歌で答えるところ。シェリルは歌でしか自分の気持ちを伝えることが出来ない不器用な子で、だからこそあの演出に泣いた。シェリルの曲ってシェリルが作詞作曲してる設定なだけあって、シェリルの心情が凄い出てるんだよね。特にテレビ後期のノーザンと妖精はシェリルの感情を見事に綴ってて、シェリルが本心をアルトには伝えないように頑張る子なだけに、歌に全部出てるところが凄い好き。映画もオベリスクや結局使われなかったけど永遠とか、後はふなのりなんかも。シェリルの歌やアルトへの想いが綴られてると思う。後、テレビの曲なのに、ノーザンが凄いぴったりシェリルの心境にあっててびっくりした。あの、好きだったよ、って本当にシェリルのアルトへの気持ちの全てなんだろうなあ。可憐に笑うとこ、ってちびアルトのあの笑顔のことなのかな。もう萌えすぎてどうにかなるかと思った。
 一回目は話が凄い詰め込まれてて、ぽんぽん展開が変わるからついていくのに一生懸命で、感動出来るシーンとかたくさんあるのに、余韻に浸り切れなくて涙目だったんですが、二回目は落ち着いて見れて、おかげで色んなシーンに集中できました。アルトがシェリルを意識しまくってるところも見れて、超萌えた。やっぱりあの病院でのキーンは萌えるしかww 何あのアルト、可愛いな。もうアルトが可愛いよアルトが。イツワリデートでのセグウェイといい、シェリルの前では子どもに帰っちゃうアルトマジ可愛い。最初はアルトとシェリルのシーンが少なくてえ?これで愛してるまで云っちゃうの?って思ってたけど、改めて見たら短い中にもアルトがシェリルをシェリルがアルトを想ってる描写が詰まってて幸せになれた。アルトはイツワリ〜サヨナラ開始までのところで既にシェリルに惹かれてるんだよね。病院のシーンでリンゴを剥くシェリルを見つめる顔、イヤリングを捨てられないところ、一人ぼっちじゃないって云ったろってセリフ、シェリルが宇宙へ吸い出される瞬間、シェリルの歌が聞こえて生きてるって解った瞬間の笑顔と嬉しそうな声、結構しっかりとアルト→シェリルってあるんだなあって再認識。シェリルが宇宙空間に吸い出されるところ、アルトとシェリルの表情が切なすぎて。ランカを押し出すシェリルの顔、アルトの叫び声、思わず涙ぐんだよ。その後の悲しんで何が悪い!のところではもうアルトはしっかりと男の顔、というか、パイロット、戦闘機乗りの顔というか、凄い大人っぽい男らしい顔をしてるんだよね。シェリルとオズマという存在を失った事で、この戦いを終わらせなきゃって改めて思ったんだろうなあ。ここのアルトの顔が格好良すぎて惚れた。イケメンにも限度があるだろ。何よりテレビでも思ったけど、アルトがシェリルが歌うことに対して躊躇わないところが好きだ。死ぬなら舞台の上よ!って云うシェリルにアルトは従うんだよね。シェリルの歌への気持ちを知ってて、尊敬しているからこそ、アルトはシェリルが歌うことを止めない。テレビでもシェリルが死ぬかも知れないって解ってるのに、歌ってくれと頼むアルトのシェリルの歌への信頼というか、そういうところが好きだ。そういうアルシェリが好き。幼少期の思い出も可愛かったけど。シェリルは覚えてて、アルトは最後の方まで忘れてるってところもw あのアルトは惚れるしかない。ちびシェリルも可愛かったけど、あのちびアルトには敵わないわ。何であんなに可愛いの。アルト可愛いよアルト。今回一番萌えたのって実はアルトじゃね?って思うくらい、アルトが可愛くて格好良くて素敵だった。アルトまじ格好良い。これはシェリルもランカも惚れるわ。もちろん、ちびシェリルも可愛かったけど。「歌で銀河を震わせてみせるから!」は悶えるしか無かった。あそこから小さいシェリルに現在のシェリルが被さるシーンも。あそこで叫ぶシェリル格好良すぎ。シェリルはやっぱり格好良くて可愛いw
 ライブシーンはとりあえずウェディングドレスシェリル可愛すぎ。ナースシェリルも可愛すぎ。男装シェリルも(ry たくさんのナースにドジっ子ナースが混じってたり、演出も凝ってて可愛かった。最後まで見たかったなあ。後はやっぱりランカのくまくま。あれは可愛いわ。舞台の絵本が動くところやちっちゃいランカが飛び回るところ、パステル衣装も可愛いし。ランカ可愛いよランカだった。後はやっぱり星間だよね。ちょ、ミシェルwwだったw クランもノリノリだし、何よりゴスロリアルトww おま、ゴスロリとかww シェリルの為ならアルトはゴスロリまで着てしまうのか……。愛の力って半端無いww あそこはシェリルが「けし粒の命でもわたしたち瞬いてる」って口ずさむところが泣けた。歌詞が……。何でそこをチョイスしたのって云いたくなるくらい。切なすぎて。放課後はあの流れだから余計に切なかったな。テレビのランカが一目惚れした振り向きキラキラアルトがパッと出てきて散るところとか。歌詞が見事にランカだし。その後のメドレー〜サヨナラノツバサはもうね。シェリルとランカのデュエットで締めるのは解ってたけど、あそこはやっぱり凄かった。戦闘シーン的な意味も含め。あ、でもオルレアンが結局あれだけだったのはちょっと不満。あのシェリルのキービジュアルが凄い好きなだけに、もうちょっと使って欲しかったなー。ていうか、シェリルの新曲をもう一曲用意して、そこで使って欲しかった。別に新曲じゃなくても良いけどさ。ノーザンとかオベリスクとか永遠、インフィニティとか。デュエットであの衣装使っちゃうの勿体無いなあと思ってしまったw
 印象的なシーンは幾つもあるけど、細々したシェリルとグレイスのシーンには泣かされた。シェリルの歌に対する想い、アルトに対する想い、何もかも解ってるグレイス。ギャラクシーメモリーでも思ったけど、グレイスって本当は凄いシェリルのことを想ってて、シェリルにとって姉のような、母のような存在だったんだろうなあって。彼に会えなくなっても?のところや、監獄でシェリルが歌を書いてると知った時の、「そう、歌を」の云い方が切なかった。シェリルの歌への想いを誰よりも知っている、だからこそのマイクを渡しての「あなたは私が育てたんだもの」に繋がるんだよね。あの流れはもう本当に泣いた。豪華な舞台セットも派手な衣装も要らない、そこで歌うだけでステージになる。まさに歌姫。テレビの真空ダイクレを思い出した。その後の「銀河が震えている」といい、グレイスは本当にシェリルを愛してたんだなあと思った。
 後はランカかなあ。テレビより精神年齢を上げたって聞いたけど、それが一番はっきり出てるのがランカだと思った。一番思ったのは、バジュラのことを解って貰えないかも知れないと思いつつも、ちゃんとアルトに話したこと。テレビのアルトとランカのすれ違いというか、21話での噛み合わなさはずっとランカはアルトにも周りにも自分の違和感や感情を理解して貰おうと話してこなかったことから生まれたものだと思ってたから、今回はちゃんとアルトに自分の気持ちをはっきり話すことが出来ていて、テレビに比べてランカは大人になったなあって思った。だからランカはアルトと一緒に戦うことが出来たんだよね。恋愛に関しても、今回はシェリルが動けない分、ランカは凄いはっきりしてて、実は三人の中で一番大人で、自分がどう動くべきかを理解してて、気持ちを伝える為に努力したのはランカじゃないかと思う。バジュラに対しても、歌に対しても、アルトに、シェリルに対しても、ランカは真っ直ぐぶつかってた。イヤリングを捨てられないアルトを見てシェリルに会いに行くところも、アルカトラズへ行く為の作戦会議でも、アルトへの告白も、放課後ライブも、ランカは自分で考えて動いてた。テレビでアルトに云われるままに自分を誤魔化して希望の歌姫をやっていたランカとは違うんだよね。そういう意味で、アルトに振られたことよりも、最後、アルトは行方不明、シェリルは目覚めない、ブレラは恐らく死んでいる、そんな状況で歌い続けるランカが可哀想というか、切ないんだよね。誰も幸せになれない、そんな状況でも「ホシキラ」を歌うことが出来るランカって、テレビははっきりと女の子であり、少女だったのだけど、映画では少女から大人の階段を上って「女性」になりつつあるんだなと。ホシキラは個人的にランカの歌の中で一番好きかも知れない。エンディングにふさわしい歌。というか、今回のサヨナラの中で一番好きだな。個人的にホシキラ>サヨナラノツバサ&シュディスタ>エリクシア&クマクマって感じ。ホシキラはダイクレの対なんじゃないかなあとも思う。イントロの雰囲気が似てる気が。ダイクレのランカ.verっていうか。シェリルは最初から歌えて、真空、今回と違う味を見せてきたダイクレだけど、ランカは映画の最後でひとつ大人になって、歌姫としてこの曲を歌い続けていくんじゃないかなと。個人的に青のエーテルは妖精、放課後はオベリスクと対なイメージ。本当にホシキラはランカの成長やアルトとシェリルへの深い愛を感じることが出来て泣ける。ランカが凄い「良い女」になってて感動したよ。ランカの為にもアルトは早く帰ってきて欲しい。出来れば、ブレラも。やっぱりランカにはお兄ちゃんがいないとね!
 最後、あれはシェリルを目覚めさせるのはアルトってことなんだろうなあ。もう早く帰ってきて、シェリルを目覚めさせて、ランカと一緒に三人で抱き合えば良いと思うの。テレビよりもランカとシェリルが仲良しっぽくて、三人で仲良くすれば良いよと心底思ったよ。アルシェリ好きだけど、ランシェリランも好きなんだよ。後、ブレランとミハクラも。ずっと待ち続けてるランカがマジで可哀想だから、アルトは早く帰ってきてやってください。そして、眠り姫シェリルをキスで起こせば良いと思いますw


 とまあ、長々と書きましたが、要するにシェリル可愛い、アルト格好良い、ランカ大人になったな、って感じ。元々好きだったけど、シェリルもアルトもランカも描写としては映画の方が大人というか、良い感じだと思う。アルトとシェリルの22〜24話の辺りのどうしようもない感じも好きなので、アルシェリ的な意味ではどちらか一つは選べないけどw ランカは映画のが好きかな。あ、でもブレラン的な意味ではテレビ一択ですw 映画ブレラは格好良かったけど、ランカとの交流が少なくて涙目だった。反面、アルトとの対決は良かったけどね。後、地味にオズマの株が上がった。オズマを真剣に格好良いと思いました。テレビだとちょwおまwってところがあったし。今回はマジ兄貴!って感じだった。かっけえ。


2011/03/19 02:13


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