この世には幸せになる運命の人と不幸せになる運命の人の二通りの運命の人がいて、私はずっと、不幸になる運命の人間なんだと思ってきた。


だから、幸せになる事なんて諦めていたし、望んでも無駄だと知っていたからもう望む事すらも諦めていた。


例えば今、隣にいる男の子が凄いお金持ちで何でも思い通りに行く様なそんな家柄のお坊ちゃんなのにも関わらず、私は身寄りのない貧しい施設の子供。


もし神様がいるのなら、私はどうしてこんなに不幸にならなくちゃいけないんでしょうか。


教えてよ、神様。





「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -