黄瀬「ベッドにお姫様抱っこでエスコートするとかロマンっスよねぇ」

青峰「…………!?」



青峰「オレにしろってのか、しろって言ってんだよなアイツ」

黒子「まあ少女漫画脳ですからね。いいじゃないですか別にしてあげても」

青峰「そうは言っても考えてみろよ。アイツ180pはあんだぞ、オレと10p少ししか変わんねーし体重だって軽めっつってもそれなりにあんだよ。テツみたいにひょろっひょろだったら出来ないことはないだろうけど」

黒子「ああ喧嘩ですか買いますよ」

青峰「はあ…大体野郎が野郎をお姫様抱っこなんてそんなの同人誌でしか有り得ねえんだよ、夢見んなっつーの」

黒子「青峰くん右側をご覧ください」

青峰「あ?」


緑間「高尾は軽いな、羽根が生えてるみたいなのだよ!」

高尾「真ちゃん…!」

♪エンダアアアアア〜アアア〜イヤアアアア〜〜


青峰「ガチ少女漫画じゃねえかあああ!!」

黒子「背景に海が見えます、流石あの人たちですよね」

青峰「つーか身長差的な問題だろこれは。あいつらは結構良い感じだからだろ」

黒子「火神くんもしてくれますよ」

青峰「えっ」

黒子「青峰くんがもっと大きくなれば良いじゃないですか、紫原くんより」

青峰「おま、これ以上オレ伸びんの?」

黒子「無理な様でしたら継ぎ足せば良いんです。腹部を」

青峰「気っ持ち悪!!想像したら予想外に気持ち悪い!!ていうかそれめちゃくちゃ胴長じゃねえかよ!!」

黒子「今もあまり変わりませんよ」

青峰「テツてめえ、喧嘩だな買うぞ」

黒子「そんな身長差なんて感じさせない逞しい彼氏でなければあの黄瀬くんですから、すぐ他の人にふらふら付いてっちゃいますよ」

青峰「う…そうだな……あいつエロいもんな、隠れビッチそうだし」

黒子「(知らねーよ)」

青峰「そうは言ってもアイツが縮んでくれりゃ楽なんだけどな」

黒子「何を言うんです。ボクのとこの木吉先輩は火神くんだって水戸部先輩だってお姫様抱っこ出来ちゃうんですよ」

青峰「鉄心スゲェ!!」


黄瀬「青峰っち」

青峰「何だよ」

黄瀬「これは一体何…」

青峰「何って…ロマン?」

黄瀬「いやいやいやいや無理だって絶対!!やめて!!持ち上げようとすんな!!」

青峰「ああ!?お前が言ったんだろうが!!」

黄瀬「言ったっスけど!!冗談だって、ていうか何そんな怒ってんの!!」

青峰「うるせえ、緑間と火神(木吉は除く)に出来てオレに出来ないとか有り得ねえから!!」

黄瀬「それどうせ黒子っちと高尾くん対象でしょ!?オレは本当に、」

青峰「お前んとこの監督もしてたじゃねーかよ!!」※「仲良し海常高校」参照

黄瀬「あれも別格っス!!ノーカン!!」

青峰「うるさいよ!!」

黄瀬「口調守って!!」

青峰「とにかくっ、オレだってっお前くらい…!」ぐいっ

黄瀬「ふおおおおお!!!!」

青峰「んぬぬぬぬ……!!」

黄瀬「うわわわすっげー!!すごいっス青峰っち!!うわ感激、やばいこれ」

青峰「ふ…ふはは…どうだ見たか」

黄瀬「惚れ直しました!!大好きっス青峰っち!!」

青峰「あったり前だろーがおま あ゛っ

黄瀬「えっ」

青峰「…………」

黄瀬「えっ…え、あの…青峰っちちょっと肌白くなって…ていうか青っぽくなってないスか」

青峰「………へへ」

黄瀬「普段の黒い肌に青みがかるとこう気色悪いもんなんスねというか青峰っち変な汗かいて」

青峰「ヤバイ」

黄瀬「青峰ーーーっち!!膝震えてる!!膝笑うどころか踊ってる!!降ろしてええ!!」

青峰「いやあの、降ろすどころか、今動いたら多分ヤバイ」ガクガクガク

黄瀬「誰かああああああ!!!!」



今吉「まあ救出出来たのは良かったんやけど、そういうわけやから今日は青峰自宅療養中や。サボリやないで」

火神「……」

黒子「青峰くんェ……」



ちなみに緑高の元ネタは某怪盗少女漫画のアレ


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