火神「あー、疲れた…さっさと風呂入って寝るか」
赤司「風呂から上がったら入念にストレッチはしろよ」
火神「はいはい分かった分かっ 」
赤司「あとちゃんと衣服は着用して寝るんだぞ、いくらアメリカ育ちだからといってオープン状態で寝ていては体に障る」
火神「何してるのかな…」ゴゴゴゴゴ
赤司「これ良いよな、キセキのみんなで出演したい」
火神「何を我が物顔で!!オレん家で!!ネ●リーグ観てんだよ!!」
赤司「ふっ……火神大我よ聞きたまえ」
火神「オレの話を聞いて」
赤司「僕だって京都からここまでホイホイ来れるほど暇じゃあないんだよ」
火神「ええー…結構な頻度で来てるんじゃ…」
赤司「でも最近お約束となった「窓ガラスパリンして登場」がマンネリしてきたという意見が合ったようでね、僕だって思案してるんだ」
火神「前回の結構気にしてたのな」
赤司「そこで新しい登場の仕方は無いのかと考え途中なんだ。とりあえず今回は気配を消しての登場です」
火神「いやそういうのはもう黒子いるから!!よりにもよって主人公とキャラ被りとかマズいから!!」
赤司「何か斬新な登場は無いものか…勿論、君も考えるんだよ」
火神「普通にインターホン押してドアから入って貰えれば何よりだよ」
赤司「それだと面白くないだろう。この小ネタでの僕と君のコンビが好きだという有り難いコメントだって頂いているんだ、期待に沿わなくては」
火神「(こいつ結構面白いよな)」
赤司「まあ何だ、ずっとこうしてだらだら過ごすだけというのも僕には耐えられないわけだよ。無駄な時間だからね」
火神「オレだって耐えられないですこの野郎」
赤司「というわけで」
火神「な…なんだよ…」身構え
赤司「世間話といこうか。どうだ最近、飛んでるか」
火神「…どっ…どういうことなの…飛んでるって何」
赤司「何って…君得意だろ。馬鹿みたいにじゃかじゃか飛んでバシバシダンク決めるの」
火神「そんな風に見てたのかよ!?」
赤司「大輝といい涼太といい、ダンクすりゃ良いと思っているんだろう。ダンク決めりゃ格好良いとか思っているんだろう」
火神「いや、そういうわけじゃ…ていうか一応オレ「驚異の跳躍力」って肩書きでキセキの連中と戦わせて貰ってるんで…」
赤司「高校男子がそんなダンク決められるかってね、さもダンクして当然の世界みたいになってるけど僕普通に平均的な身長だから。周りが異常ににょきにょき伸びちゃっただけだから」
火神「なあお前酔ってんの…?」
赤司「敦も大体ゴールぶっ壊せば良いと思ってるし真太郎も「点が多く取れるのだよ」とか言ってスリーばっか打ってると思いきやあいつも普通にダンク出来ちゃうからね。もう僕にはテツヤしかいない」
火神「そう言うんじゃねえよ。…もし黒子がダンクとか出来たらどうすんの(有り得ないけど)」
赤司「そうだな、まずは全国でのバスケットゴールを今より二メートル下げるよう指定する」
火神「本当にしそうで怖い!!」
黒子「最近火神くん、赤司くんと仲良しですよね…」
黄瀬「だ、大丈夫っスよ黒子っち!そんな妬かなくても!」
青峰「むしろ赤司を手懐けちまったあいつに拍手」