紫原｢………｣もぐもぐ
黄瀬｢紫原っち今日は何食べてるんスか〜？｣
青峰｢よくそんな毎日甘いモン食えるよなぁ｣
黒子｢紫原くん、口元についてますよ｣
緑間｢食べカスを床に落とすんじゃないのだよ｣
黄瀬｢あ、そういえばこないだ新作のポッキー貰ったんスけどね、あれ絶対紫原っち好きっスよ！たこわさ味｣
青峰｢おええっ｣
緑間｢それ菓子なのか!?｣
黄瀬｢ポッキーっスからね｣
黒子｢黄瀬くんそれ食べたんですか｣
青峰｢どうだったよ｣
黄瀬｢クッソまずかったっスわ｣
緑間｢良かったお前の味覚は正常だ｣
紫原｢……………決めた
オレ、お菓子断ちする｣
｢｢｢｢｢え、ええ!?(マ●オさん風)｣｣｣｣｣
むっくんのお菓子断ち
青峰｢おい正気かよ｣
緑間｢意味を分かって言ってるのか？｣
黄瀬｢いきなりどうしちゃったんスか紫原っち、もしかしてたこわさ味のポッキーの話で気分悪くなった!?ごめんね、オレもゲロ吐いたっス!!｣
黒子｢聞いてませんけど｣
紫原｢別に〜、テレビでデブが太りすぎて歩けなくて結局死ぬみたいな特番観たからとかじゃねーし｣
緑間｢なるほどそれで危機感を持ったのだな｣
黒子｢あの紫原くんが…｣
青峰｢今更な気もするけどな｣
黄瀬｢でもお菓子食べてない紫原っちなんて想像出来ないっス｣
緑間｢まあ紫原がこうして自分から何かを制限するということは後にも先にもないかもしれん、協力するのだよ｣
黒子｢そうですね｣
黄瀬｢普段の生活からお菓子とか甘いものを取り除くっスよ紫原っち！｣
紫原｢うん、がんばる｣
青峰｢じゃあまずカバンの中身だな｣
緑間｢失礼するぞ｣カバン開ける
黄瀬｢おぉふ…｣
黒子｢これは…｣
緑間｢見事に菓子ぎっしりだな｣
紫原｢でもなかなか入んないんだー｣
青峰｢もうランドセルでいいんじゃね｣
黄瀬｢ダメっスよお菓子断ちするんスから！｣
黒子｢紫原くん、このお菓子没収していいんですね？｣
紫原｢…………ぅん｣
黄瀬｢心が痛む…っ｣
緑間｢堪えるのだよ…｣
青峰｢とりあえず菓子没収したんだしやることないんじゃねーの｣
桃井｢あれー、みんな揃ってどうしたの｣
緑間｢桃井…｣
桃井｢いたいた、むっくん探したんだよ！はいこれ、新発売のポッキー！むっくん好きそうだと思っt｣
青峰｢待てぃ｣ガシィッ
桃井｢え!?何!?｣
緑間｢桃井、普段から紫原に菓子類を与えていたのか｣
桃井｢う、うーん…そうだね｣
青峰｢しかもお前これたこわさ味じゃねーかよ!!黄瀬がゲロったたこわさ味じゃねーかよ!!｣
黄瀬｢ちょっとあんまり女の子の前でゲロ連呼しないでほしいっス！｣
黒子｢桃井さん、今紫原くんはお菓子断ちをしているんです｣
桃井｢そうだったの!?ごめんねむっくん…！｣
紫原｢んーん、いいよ｣
桃井｢でもむっくんすごい美味しそうに食べてくれるからつい食べさせたくなっちゃうんだ…｣
黄瀬｢同感っス｣
紫原｢今までお菓子辞めようとしたことは何回かあったんだけどね〜なんかみんないっぱいくれるしくれるの嬉しいし〜｣
黒子｢こ、これはボクたちにも非がありますね…｣
緑間｢しかしそこまでの量を与えたつもりは…｣
赤司｢敦！そろそろお菓子が尽きてきたんじゃないかと思ってね、まとめて持ってきたぞ。あとポッキーの新発売が出てた｣
青峰｢オレなんか原因分かったわ｣