黄瀬「黄瀬涼太っス!今日は気になるあの2人を実況しながら見守るっスよ!」
青峰「誰に言ってんだよ」
黄瀬「本日の2人とは!」
青峰「無視か」
緑間「高尾、漕ぐのが遅いのだよ」
高尾「んなこと言ってもしょうがねーだろー!」
黄瀬「緑間っちとハイスペックで有名な高尾くんだー!そして今噂のチャリアカーで通過したっスー!」
青峰「うお、すっげ」
黄瀬「マジで街中をチャリアカーしてるんスね…」
高尾「ったくもー」
緑間「ふん、じゃんけんで負けるお前が悪いのだよ」
青峰「腹立つなアイツ。オレだったらわざと溝にタイヤ嵌らせて放置だね」
黄瀬「最低だなアンタ。まあそう考えると高尾くんも甲斐甲斐しいというか何というか…」
青峰「お、次の信号だぞ」
高尾「よーし次は負けねーぞ!」
緑間「オレが負けるはずがないのだよ、今日のおは朝での運勢もバッチリだったのだからな」
高尾「分かんねーだろ!」
黄「いくらおは朝といってもこう連続はありえな…」
高尾「じゃーんけーん…」
青峰「ん?」
黄瀬「あっ、あれは…」
高尾「っ、ぽん!」
緑間→パー
高尾→グー
黄瀬「後出しだー!!今のは完全に後出しだったー!!」
青峰「何ぃぃ!?後出しした上にわざと負けるだとぉぉぉ!!」
緑間「…高尾」
高尾「うわマジかよまーたオレかよ!」
黄瀬「プライドの高い緑間っちにこんなことするなんて…」
緑間「残念だったな、やはりおは朝占いは絶対なのだよ」
黄瀬「気付いてなーい!!この男高尾くんの後出しに素で気付いていないっス!!」
青峰「あんなバレッバレな後出しに…」
高尾「しょーがねー!次の信号待ちじゃ絶対勝つかんな」
緑間「ふん、言っておけ」
黄瀬「まさか彼、いつもこうやってチャリアカー漕いでるんスかね…」
青峰「マジかよ、うわ…惚れるわアイツ」
黄瀬「男前っス…」
高尾くんは後出ししてじゃんけん負けてあげたりしてるといいよ。緑間がおは朝最下位だったりしたときとか。