「うぅぅ沖田くん…沖田くん……」


あーー安定の沖田くんスイッチが入ってしまったーーーめんどくせーーーーーーーーー



そんな事言ったら今よりももっと面倒臭くなるのは目に見えているのでそっと心にとどめておく。


「大丈夫? 安定なにかあった?」

「沖田ぐん…う゛ぅぅ……」


無視か、無視なのか。
仮にも私はお前の主だぞ。
こちらも無視してやりたい所だけど、主としてそんな事はできない。
何とかして機嫌をとらなければ。


「パフェでも食べる? お団子とかでも良いけど。買いに行こうか?」

「…………」


ふるふる、と無言で首を振られる。
反応があるだけマシか。


「新しい着物でも買う?」

「…………」

「手入れしてあげようか?」

「…………」

「加州たちと遊んでくる?」

「…………」

「あっじゃあ首? 首落としに戦場行く? 部隊に混ぜようか?」


「………………行ぐ」



あっ首は落とすの。








(オラオラオラァ!首落ちて死ね!!)

(…大和守は今日も元気だなぁ)


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