▼追記 <赤ちゃんプレイする長谷部とか無理>
「長谷部、赤ちゃんプレイしてみよっか」
突然の主の発言に思考が一瞬停止する。この方は一体何を言っているのだろう。「あ、赤ちゃんプレイ……ですか?」と思わずどもりながら問えば、主はとても良い笑顔で「うん」と答えた。ああ、こんな会話をしていなければ主の笑顔に素直にときめけたものを。相変わらず主の思考回路が読めない。そういった所が主の魅力なのかもしれないのだけれど。花のように可憐な主の口から紡がれるちぐはぐな言葉が加護欲を掻き立てるのかもしれないし、そこから生まれる隙をついて壊したい衝動を生むのかもしれない。とにかく、主は俺の心を乱してやまないお方だった。
「ねぇはせべーしようよーだめ?」
俺の袖を掴んで子供のようにぶんぶんと振りながら主は言う。その幼い姿に胸が締め付けられるような感覚に陥った。そうだ、主は女であるにもかかわらず何人もの刀剣を従えて戦の指揮を執っているんだ。たまには誰かに甘えたいときもあるのだろう。その「甘えたい相手」に選ばれたのは他でもない俺なのだ。それをどうして断る事ができようか!
「主命とあらば、仕方ありませんね」
「わぁいありがとう! じゃあこれ、おしゃぶりとヨダレ掛け! 長谷部が赤ちゃんね!」
「えっ」
「えっ?」
「お、俺が赤ちゃんですか?」
主はきょとん、とした顔で「他に誰が赤ちゃんやるの?」
☆〜(ゝ。∂)このあとめちゃくちゃ主に甘えた(意味深)
2015/06/07 13:08