無防備な寝顔。前髪をそっとかき分けてみる。垂れた目も。長い睫毛も。色っぽい唇も。もう僕のものじゃない。なんか、言葉にできないけど・・・。何て言うのかな・・・。こう、口から何かが出てきそうなくらい胸が痛くて。願わくばもう一度あなたの笑顔を。願わくばもう一度僕の隣で。彼女の唇ではなく瞼に唇を寄せたのは僕自身への同情なのかもしれない。望む 第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!テーマ「人外ファンタジー」 - ナノ -