いつまでたっても振り向いてくれないのわかってるから。それでも私は彼の近くにいたかった。隣にいることで、気を紛らわすことができたんだ。だけど、それも今日で終わり。あなたのこと好きなの、やめるね。だから最後に、最後に「キスして」少し驚いた彼は、全てを悟ったように微笑み何も言わずに私の唇に自分のを重ねた。最初で最後のキスは、涙でしょっぱかった。諦める 「#ファンタジー」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -