はじめは最高学年なのにひとつも賞を取れなかったらどうしよう(ひとつ下の学年には合唱部の人が多いの)、なんて不安ばかりで。本番前も励まし合いつつ緊張で泣いてしまう子もいて、ハグしあったり、もう心臓バクバクで。でも本番は気持ちよく歌えて、練習の時からだけれど、大サビは自分でもざわざわするくらいかっこよくて。受賞のアナウンスがはじまって優秀賞まで呼ばれなかったときはもう駄目だ、楽しかったからそれでよかったんだ、とさえ思ったよ。でも最後に、最優秀賞でわたしのクラスが呼ばれて、もうとても嬉しかった。涙が溢れだすってこういうことだなあって。わたしたちは今日、最強で最高の女子高生になりました。わらい
感謝は言葉にしきれないし、感動は伝えきれないけれど、ほんとうに有難う。お疲れさま。

「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -