MAIN/あんけーと/うちの子募集

こんばんわ、いつも夢を見て下さってありがとう。そんな貴方にお願いが!夢主のイラストを募集します。
想像、妄想でもなんでも構いません。夢主関係のものなら是非是非なんでも!素敵なイラストお待ちしております( ´ ▽ ` )ノ by.ひまわり



夢主達のイラスト見たい見たい!



レス型
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[60]ハッピーバレンタイン!!
by 肯定姫
2014/02/14 16:27

私からひまわり様へ!ハッピーバレンタイン!!


甘い物が苦手だけど、夢主ちゃんの為に頑張って食べている右衛門さんと
それを知ってて嬉しくてわざと甘くする夢主ちゃんです。

喜んで頂けたら幸いです( ´ ▽ ` )ノ


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[61]ハッピーバレンタイン2!!
by 肯定姫
2014/02/14 16:29

高校生の頃の右衛門さんは多分こうやって沢山の女子を泣かせて来たに違いない。



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[62]ハッピーバレンタイン2!!の続き
by 肯定姫
2014/02/14 16:31
まぁ、そんなの夢主ちゃんには通用しないけどね(笑)


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[63]ハッピーバレンタイン!
by ひまわり
2014/02/14 23:33
もぉぉぉお!!夢主ちゃんの可愛さに私はもうノックダウン!!左右田さん素で断りそうですよね、つんけんしてそう。やはり大人左右田さんリク正解でした、美しい。そして顔見えなくても格好いい!!どういう事ですか!!

私からのバレンタイン


「あの…これ…」

今日は男女が浮き足立つバレンタインと言う日だ。校門をくぐればそわそわしているのが目に見えてしまうぐらいに皆が周りを意識している。バレンタインとはそもそもはローマ教会の祭日だ。日本は決して熱心なキリスト教国ではないというのに。それにバレンタインにチョコレートを送るというのは、実はチョコレート会社が始めたことであってバレンタイン=チョコレートと言うのは可笑しい。しかも俺は甘い物が苦手だ。

「不要、とりあえず風紀が乱れるのでしまってくれ」

「っ、そ、左右田君の馬鹿ぁぁあ!!」

なんなんだ、何故断わっただけで馬鹿呼ばわりされなければならない。理不尽だ。
ロッカーを開ければチョコレートの箱があり、机の上にも、溜息が漏れる。ぎゃあきゃあ騒がしい廊下を見れば隣のクラスに女子が集まっている。ああ、毎年の事で真庭鳳凰に渡そうと群がっているのだろう。

休み時間のたびに隣のクラスの廊下から黄色い声がして鬱陶しくてならない。
本を開いて放課後を待つ。

放課後は生徒会室へ行かなければならなかった、携帯を開けば「放課後、生徒会室へ来なさい」と姫からメールが届いていた。生徒会長、もとい姫からの命令は絶対だ。

ガラリ、生徒会室の扉を開けば姫様が机の上に椅子を乗せてそこに足を組み座っていた。色々ツッコミたい事が山々なのだがどうしよう。

「…なんでしょうか?」

「おーっほっほっほ!!右衛門左衛門、チョコなんてあげないしあげたくもないからバレンタイン仕様のお饅頭よ!ありがたーく受け取りなさい!!」

「…ありがとうございます」

ピンクの包み紙に包まれたそれを受け取れば満足気に笑った。それを小脇に抱えてさて帰ろうと下駄箱から靴を出していれば校門が騒がしい。

「…なんだ?」

近くに行けば「帰るぞ!」っと真庭の声が聞こえてくるし、きっとその声を荒げている男に昼間に渡せなかったであろう他校や他学年の女子が群がっている。

あまり関わり合いになりたくないと足早に校門を通ろうとすればこの場所に似合わない少女の声が聞こえてきた。

「お菓子のお兄ちゃん!!」

「こらっ、お兄ちゃん以外をお兄ちゃんだなんて呼ぶんじゃない」

幻聴か、この場所にまさかあの迷子の少女がいる訳ない。そう思いながらもチラリと眼鏡の横から除けば女子の間をするすると通り抜けて小走りに掛けてくる少女がいた。

「お菓子のお兄ちゃん!」

「…何故、ここにいる。とりあえず後ろのお兄ちゃんが怖い目で見ているから帰れ」

「で、でもっ、あのね!…これ」

彼女が差し出した包みには可愛らしいリボンが巻いてある。後ろを見れば女子は暖かい目できゃあきゃあ盛り上がっているし、真庭といえば彼女から貰ったであろう包みを持ちながら凄い形相で睨んでくる。もう明日には変な噂が広がっているであろうしどうしようかと受け取れず悩んでいれば「…だ、駄目?」などと震えた声が聞こえてくる。ギョッと下を向けば彼女がプルプルと体を震わせて今にも泣きそうだ。

「…っ…っ、」

「だ、誰も食べないとは言ってないだろう!!」

泣きそうになる彼女に焦り、そう言えばさっきの様子から一変し笑顔で包みを渡してくるものだからつい受け取ってしまった。

「…ありがとう」

俺の呟きは彼女に伝わっただろうか。直ぐに真庭に抱えられて行ってしまったその後ろ姿を眺める。ぞろぞろと女子が解散して行く中、俺だけが校門にまだ立ちつくしていた。



(…お兄ちゃんとあの眼鏡のチョコ、どっちが本命なんだ?)
(えー!そんなの教えらんないよ!)
(でもお兄ちゃんの方が好きだろう?)
(どっちも好きだよ?)
(お兄ちゃんは肯定姫が一番好きだけどなぁ)
(でも沢山女の人からチョコ貰ってるね)
(え…違う違う、これは同じクラスの海亀君に渡してって頼まれたんだよ、肯定姫も会ったことあるだろう?)
(ハゲのお兄ちゃん!)
(そう、ハゲハゲ…くっく…お兄ちゃんは肯定姫が作ってくれたのだけお家でゆっくり食べるよ。今年もあーんしてくれるだろう?)
(もぉーしょうがないなあ、お兄ちゃん赤ちゃんみたい)


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