たけのこ(日常:高崎)

「高崎先生は、桜井先生の事が好きなんでしょうか」
「……。な、なんなんだ急に!」
「いや、何となく、何ですけども」
「そ、そうだな確かに桜井先生は魅力的な女性だとは思うが…」
「(やっぱり…)」
「だが、今俺が一緒に竹の子かりに行きたいのはおまえだ」
「え?」
「…て、言うのはあれだ!あの、あれだからな!」
「え、えぇ?」
「いや、まあそのままの意味というかだな、とりあえず次の授業がんばれよ!」
「は、はぁ」

(しまった、口がついすべってしまった…)
(えと、いまのは何だったんだろう)